山の伝承神話「中ア木曽駒麦草岳・馬形の岩と麦草」
「中ア木曽駒麦草岳・馬形の岩と麦草」
【概略】
麦草岳は雪解けがすすむと、山の斜面に大蛇の雪形があ
らわれ、ふもとの上松町の風物詩になっています。山頂の
ハイマツの生えた傾斜地は、春になると緑が鮮やかさにな
るという。下界からみると、その緑がまるで麦草が生えて
いるようなのでその名があるそうです。
ある夏、木曽駒ヶ岳のとなり木曽前岳から山姥の奇岩を
経て、麦草岳に向かいました。お花畑にはわずかな踏み跡
がつづいています。はしごと岩峰を越えて間もなく、開け
た山頂に飛び出しました。広々とした頂は、ひざくらいま
でハイマツにおおわれ、山名の由来も納得です。
赤い屋根の祠のわきに寝転がり、しばらく流れる雲を眺
めました。訪れる人は全くありません。赤い屋根の祠のわ
きに寝転がり、汗を拭きながら、しばらく流れる雲を眺め
てしまいました。ついでながら祠は上松町の駒ヶ岳神社の
末社です。
・長野県木曽町と上松町との境。
【説明本文】
https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mail/gate05.html
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- 2023年08月29日
- 山の伝承
山の軽口ばなし「佐々成政黄金伝説・鍬崎山はマムシの巣だった」
▼「佐々成政黄金伝説・鍬崎山はマムシの巣だった」
【説明概略】
鍬崎山は埋蔵金の山。いまから四百年あまり前。
富山城主、佐々成政が豊臣秀吉が攻めよせてくる
という情報に、百万両の軍用金を阿部義行に鍬崎
山に埋めるよう指示したという。
穏してある場所は、鍬崎山のマムシが巣をくっ
ている大木の下あたり……。埋蔵金は笹のしるし
のある壷49個に純金がぎっしりつまっているとい
う。
鍬崎山はじめじめした登山道に伝説どおりマム
シがウジャウジャ。やっと着いた山頂は360度の
展望。目の前に薬師岳がはだかっています。
おやつを食べ、お茶を飲んでいるうちに埋蔵金
の話などすっかり忘れていました。でも、妙な満
足感がありました。
・富山県富山市
【説明本文】
https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mail/gate01.pdf
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- 2023年08月19日
- 山の伝承
山の軽口ばなし「富士山と姫と兵隊」
▼「富士山と姫と兵士」
【概略文】
かぐや姫は富士山にも関係があるという。かぐや姫の評
判を聞いた帝は、妃のように愛したという。3年が過ぎた
ころ、姫は不死の薬や手紙を帝に残し天に昇ってしまいま
した。悲しんだ天皇は、預かった薬や手紙を、天に一番近
い富士山頂で燃やしてしまうよう指示。
勅使は大勢の兵士を連れて富士山に登りました。山は兵
士でいっぱいになりました。そこで「士に富む山」という
ので「富士山」と名づけたと平安時代の『竹取物語』にあ
ります。
また、室町時代の「富士山縁起」には、帝からかぐや姫
に贈る王冠を預かった使いが富士山で姫に渡し、姫は冠を
つけたまま山頂に登って行ったとあります。
さらに南北朝時代の『神道集』にも、かぐや姫を寵愛し
ていた国司が頂上にある大きな池(噴火口?)の煙のなか
にほのかな姫の姿を目撃しましたが、姫は煙の中に身を躍
らせてしまい見失ってしまったとあります。
それ以来煙は消えず不死の煙(富士の煙)というのだと
いう。なお、宝永山の西側に浮き出る雪形をかぐや姫の雪
形とし、雪姫とも呼んでいます。
・山梨県と静岡県との境
・【説明本文】
https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mail/gate09.html
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- 2023年08月12日
- 山の伝承
山の軽口ばなし「振りあげたげんこつと甲武信」
▼「振りあげたげんこつと甲武信」
【概略】
山梨・埼玉・長野の3県にまたがる甲
武甲斐、武蔵、信濃の三国にまたがると
いうので一字ずつをとり甲武信ヶ岳。三
国にまたが信ヶ岳は、旧国名の甲斐、武
蔵、信濃から一字ずつをとってつけた名
前。
埼玉県側では大空に「ゲンコツ」が持ち
上がっているようなので、「拳(コブシ)」
と呼んでいました。さらに遠く群馬県の
西部では「三国山」、同県浜平では大三
国(おおみくに)と呼んでいたそうです。
このように各山麓から見てそれぞれの
山名で呼んでいたわけです。しかし、い
まの名は甲武信ヶ岳。しかし甲武信と書
いて「こぶし」と読ませるには、やはり
無理があります。知らない人が「こうぶ
しん」と読んでいるのも無理からぬこと。
明治時代、農商務省が地図を作ったと
き、3つの国名の一字ずつをとって「甲
武信」としました。さらに武蔵側で「拳
(コブシ)」呼んでいることに目をつけ
ました。そして甲武信の字を「こぶし」
と読ませたというのです。
機転の効いた頭のいい人がいたもので
すね。また南西の国師ヶ岳と混同され、
コクシと呼ばれていたのがコクシが転化
してコブシになったのだろうとの説もあ
ります。
・埼玉県秩父市と山梨県山梨市、長野県川上村との境。
・【説明本文】
https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mail/gate07.pdf
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- 2023年08月06日
- 未選択
「中ア木曽駒ヶ岳・もし信長が本能寺で死んでいなかったら」
▼「中ア木曽駒・もし本能寺の変がなかったら」
【概略】
木曽駒ヶ岳には昔から神馬がすんでい
るという噂があったという。江戸中期の
『新著聞集』にも、尾州の役人たちが大
きなあし毛の神馬を見たという話が載っ
ています。
時代は戦国時代、その話を伝え聞いた
織田信長がこの神馬を探しに行くつもり
だったという。木曽地方の地誌『吉蘇志
略』に『三季物語』に載っている話とし
て、織田右丞甲州を征伐し、軍を回すの
日諸将に云って曰く、吾聞く信州駒嶽に
四百年来神馬有り。…
…明年は諸国の卒徒を督し此の山を囲
み之を猟得せん。源右幕下の富士の狩に
倣うべきなり。其ノ年明智光秀のため弑
に遭い其ノ事遂に止む、とあります。
ちなみに信長は天正10(1582)年伊那
谷に入り北進、3月に高遠城を滅ぼし、
諏訪から甲州に進み武田を滅ぼしたのち
の6月に「本能寺の変」に遭っています。
・長野県宮田村と木曽福島町との境
【説明本文】
https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mail/gate03.html
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- 2023年07月25日
- 山の伝承

