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山の伝承ひとり画ってん。こんな話も大まじめ「御嶽から来た両神山の大頭羅神王」


▼山の伝承ひとり画ってん「御嶽から来た両神山の大頭羅神王」

【概略】
 両神山はかつては修験道の山として賑わいました。その表参道、
八海山とよばれる所に大頭羅神王という石像があります。この山の
信仰は木曽の御嶽山の行者によって始まったものという。

 そういえば御嶽山の前衛の山の八海山、三笠山、阿留摩耶山の名
も地図の上に見られます。しかも、行者の唱える唱文のなかに「三
笠山刀利天坊、八海山大頭羅坊、阿留摩耶山アルマヤ坊…」と御嶽
山と同じ天狗の名がでてくるという。

 ならばこの大頭羅神王は、御嶽山の天狗の分身になります。火炎
に似た形をした髪の毛のなかの顔は両牙をむきだし、見ようによっ
ては不動さまのようにも見えます。

 そういえば石像のすぐ上は弘法の清水という水場があり、なにや
ら関連ありそうです。人の気配も感じない深山。耳にハルゼミの鳴
き声がしみるひとときでした。
・埼玉県小鹿野町

……さらには【イラスト・本文】へ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/temg/temg10.html

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予告:山旅通信【ひとり画っ展】会場:市川市中央図書館


▼予告:「山の伝承に遊ぶ 山旅通信【ひとり画っ展】」市川市中央
図書館(2019年3月31日~5月30日まで)

【概略】
【ひとり画っ展】とはひとり合点の意。各地の山の民俗や伝説・
歴史・民話を訪ね歩き、資料をもとに勝手に制作した漫画文通信で
す。はがきに印刷してご希望の方に郵送しています。本文には資料
出所も明記してあります。1971年(昭和46)前後から漫画と野山
通信【ひとり画展】としてつくりはじめました。

…【詳細】は→
http://toki.moo.jp/gallery/ 





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山の伝承ひとり画ってん「丹沢表尾根に一の塔がないわけ」


「丹沢表尾根に一の塔がないわけ」

【概略】
 丹沢表尾根は、なぜか二ノ塔からはじまり三ノ塔へとピークが続
き、一ノ塔がありません。これについて南麓の秦野市横野地区の神
社にこんな話が伝わっています。

 その昔、毎夜山に不思議にひかるものが現れる。村人が登ってみ
ると、突然一つ天空に御神燈が輝き、次に二つ、三つとそれぞれピ
ーク上に灯りはじめます。

 そして竜馬に跨った神童が現れ神像を渡し、祀るよういったとい
う。村人は早速最初の燈が灯った横の集落に加羅古神社を造立。

 また各々神燈が灯ったところを「二ノ燈」、「三ノ燈」と呼ぶよう
になった。

 それがいつか「燈」が「塔」に転訛、いまの呼び名になったのだ
ということです。
・神奈川県秦野市

▼「イラスト」と説明文は下記からどうぞ。
http://toki.moo.jp/merumaga/tanzawa/tanzawa04.html




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山の伝承ひとり画ってん。こんな話も大まじめ「日光の天狗は家康の化身」


▼山の伝承ひとり画ってん「日光の天狗は家康の化身」

【概略】
 日光には東光坊という天狗がいることになっています。この天狗
は、徳川家康の化身だという説があります。家康は死んだあと神に
なってまつられています。

 その神号は「東照権現」といいます。しかしもとは「東光権現」
にする意見が大勢を占めていたと「東照宮史」にあります。家康の
化身のこの天狗は日光では新参者のせいか、奥山の古い天狗にバカ
にされよく騒ぎを起こされたという。

 江戸も後期の1825(文政8)年、11代将軍家斉が日光に参詣に
訪れることになりました。慌てた日光奉行水野出羽守は、その前年
の文政7年、日光の前山・古峰(こぶ)ヶ原の天狗・隼人坊の名前
を借りて山の中の剣ヶ峰に高札を建てました。

 内容は将軍が日光に訪れる間は他の山に移れというもの。ウソの
ようなホントの話があったという。こんな愉快な話、みなさん信じ
ますか?
・栃木県日光市

……さらには【イラスト・本文】へ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/temg/temg07.html

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むら里の神仏「スクスク真っ直ぐのびる杉も神サマ」


▼むら里の神仏「スクスク真っ直ぐのびる杉も神サマ」

【概略】
 まっすぐに生長し、巨木になった杉は、なんとなく神さびた感じ
がするため多くの神社やお寺の境内に植えられています。また杉の
大木に囲まれた神社やお寺は人を威圧し、畏敬の念もおこさせます。

 スギとははスグのことで、スグは直(す)ぐの意味。スクスクと
まっすぐ伸びるからなのだそうです。杉の木を神木としてあがめる
社も多く、大杉神社、杉山神社など杉の名のつく神社もあちこちに
あります。

 なかでも杉山神社は平安時代の初期の本『続日本後紀』(しょく
にほんぎ)に「武蔵国都筑(つづき)郡杉山神社霊験を以って官幣
ウンヌンカンヌン……」とあり、『延喜式』(神名帳)にも「武蔵国
都筑郡一座、小社杉山神社」と記載され、いまの東京、神奈川、埼
玉県あたりにはその名の神社の多いことをうかがわせます。

 杉はまた、酒とも関係が深く、崇神天皇の昔、活目(いくめ)と
いう酒造りが三輪大神の加護により、一夜のうちに美酒をかもした
という伝説があります。酒屋の看板杉玉を掲げるのはそこからきて
います。

▼さらには説明【本文】と【画像】をどうぞ。↓
http://toki.moo.jp/merumaga/inakamijo/inajo-01.html





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-▼山の歴史伝承に遊ぶ【ひとり画ってん】-
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-▼【CD本】(パソコンでご覧下さい)-
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・(1:『伝説の主人公』
・(2:『丹沢・山ものがたり』
・(3:『薬になる野菜』
・(4:『ふる祭歳時記』
・(5:『イラスト人の一生事典』
・(6:『山の神々いらすと紀行』
・(7:『イラスト家庭行事事典』
・(8:『野の本・山の本』
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