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『日本百名山の伝説と神話』98番:九州開聞岳のはなし

きょうの山旅通信【ひとり画ッ展】は『日本百名山
の伝説と神話』98番:九州開聞岳のはなしです。
どうぞご覧下さい。

▼【概略文】
 開聞岳は神話と修験道の山。かつてこの山
は、枚聞(ひらきき)岳と書きましたが、い
まは、北ろくにある開聞岳をまつる神社にそ
の名が残っています。山名のヒラは傾斜地、
キキはクキ(岫)の転化したもので、ヒラキ
キとは「傾斜の急な山」の意味とか。また天
孫降臨の瓊瓊杵尊が開聞岳を仰いで「われ今
たひらに来たりき」と感嘆。そこからヒラキ
キの名ができたとも。

 ここにはこんな話があます。飛鳥時代の大
化5年(648)、「天ノ岩屋」で塩土老翁が修
行をしていると、雌鹿が来て法水を飲んでし
まいました。すると鹿はたちまち妊娠し、翌
春、口から美しい女の子を産んだというので
す。老翁は、その子を瑞照姫(みずてるひめ)
と名づけ大事に育てました。

 姫が2歳になり読み書きを覚え、詩歌も暗
唱するという才女ぶり。その上美女とくるか
ら、うわさは太宰府から都の朝廷に伝えられ
ました。そして上京、藤原鎌足に預けられた
のでした。やがて姫は才媛美女に成長、13
歳になると、大宮姫と名づけられ、宮中に上
がり、とうとう天智(てんじ)天皇の妃にな
ったということです……

★続きの【本文】をどうぞ。
https://toki.moo.jp/mail-maga/100den/100den09.html
(大まじめな天狗、仙人、山の妖怪神仏の山
旅)


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