某月某月「高山植物・イワイチョウ」
高山植物・イワイチョウ
ムッと草いきれのする登山道からちょっと下って、残雪のふちをま
わり込みます。
その雪が溶けて消えたばかりの湿った場所に、濃緑色で質の厚い腎
円形の葉のイワイチョウが群生しています。
イワイチョウは「岩公孫樹」で葉っぱの形がイチョウに似ている
(?)ところからついた名だといいます。
「イワ」は岩のあるようなところにあるからといいます。
また一名ミズイチョウともいうそうです。ミズは「水」で、やはり
生える場所を表したものだそうです。
群生した葉っぱの中から花茎を出してその先に星形の白い花をたく
さんつけています。
広がるイワイチョウの咲く草原、その先の一面の黄色い花。稜線か
ら白く糸を引くように流れる残雪。
登山者が汗を拭いて休憩しています。
花冠のふちに波状のしわがあり、中央に白いニワトリのトサカのよ
うなひだができています。
そんなことからか、イワイチョウは種名をクリスタ-ニガリといい、
ニワトリのトサカの意味だそうです。
・リンドウ科イワイチョウ属の高山の湿原に生える多年草。
▼「イラスト」と説明文をどうぞ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/uusangac/uusangac09.html
★おわり
………………………………………………………………………………
PR
- 2016年10月27日
- 未選択
某月某日「会津磐梯山・大爆発を予知した男」
某月某日「会津磐梯山・大爆発を予知した男」
湯治中に何か胸騒ぎがする男がいました。
男は仲間がとめるのも聞かず帰っていきました。
そのうち動物が一斉に移動しはじめ、不安になった一行は急きょ下
山。
翁島地区まできたころ大音響、小磐梯山は吹っ飛び北麓の集落は埋
没。
明治21年の大爆発だったのです。
・福島県猪苗代町と磐梯町、北塩原村との境。
▼「イラスト」と説明文は下記からどうぞ。
http://toki.moo.jp/merumaga/yamatabi/yamatabi06.html
…………………………………
▼ヤマケイ新書『日本百霊山』(山と渓谷社)税込950円
・書店にないときはご注文を。アマゾンなら確実に入手できます。
…………………………………
▼【とよだ 時】のメルマガ「野の本・山の本」 ↓お申し込みは
・まぐまぐ:http://www.mag2.com/m/0000089978.htm
▼【とよだ 時】のメルマガ「山のはがき画」 ↓お申し込みは
まぐまぐ:http://www.mag2.com/m/0000235289.html
…………………………………
★おわり
………………………………………………………………………………
湯治中に何か胸騒ぎがする男がいました。
男は仲間がとめるのも聞かず帰っていきました。
そのうち動物が一斉に移動しはじめ、不安になった一行は急きょ下
山。
翁島地区まできたころ大音響、小磐梯山は吹っ飛び北麓の集落は埋
没。
明治21年の大爆発だったのです。
・福島県猪苗代町と磐梯町、北塩原村との境。
▼「イラスト」と説明文は下記からどうぞ。
http://toki.moo.jp/merumaga/yamatabi/yamatabi06.html
…………………………………
▼ヤマケイ新書『日本百霊山』(山と渓谷社)税込950円
・書店にないときはご注文を。アマゾンなら確実に入手できます。
…………………………………
▼【とよだ 時】のメルマガ「野の本・山の本」 ↓お申し込みは
・まぐまぐ:http://www.mag2.com/m/0000089978.htm
▼【とよだ 時】のメルマガ「山のはがき画」 ↓お申し込みは
まぐまぐ:http://www.mag2.com/m/0000235289.html
…………………………………
★おわり
………………………………………………………………………………
- 2016年10月26日
- 未選択
某月某日「房総富山・冬至の夕陽の沈む場所」
某月某日「房総富山・冬至の夕陽の沈む場所」
富山の北峰は十一州一覧の展望台で、眼下に東京湾が広がります。
鞍部から西側へ下ると滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」の「伏姫の籠
穴」があり観光名所になっています。
だが馬琴はここに来たことがなく、ただの想像で書いたという。
しかし町は、籠穴内に水晶玉を飾ったり、休憩場所や門を造ったり
と力を入れています。
ある年、暮れの12月22日、冬至の太陽がどこに沈むか見ようと山
頂にテントを張りました。
富士山直下に箱根の山々の黒い陰。さらに伊豆半島の天城山、右側
には丹沢が。
日没が近づき海面が輝きだし、大島の大きな陰が浮かびます。太陽
は天城山と大島の間に沈みました。
地図に線を引いて見るとちょうど下田、石廊崎の上を通っています。
冬至の太陽はこんな南に沈むのか。やたらと神々しい景色です。
空がみるみる茜色に変わり富士山の陰が変化します。そのあとに満
天の星が待っていました。
・千葉県南房総市
▼「イラスト」と説明文は下記からどうぞ。
http://toki.moo.jp/merumaga/yamatabi/yamatabi05.html
…………………………………
▼ヤマケイ新書『日本百霊(れい)山』(山と渓谷社)税込950円
・書店にないときはご注文を。アマゾンなら確実に入手できます。
…………………………………
▼【とよだ 時】のメルマガ「野の本・山の本」 ↓お申し込みは
・まぐまぐ:http://www.mag2.com/m/0000089978.htm
▼【とよだ 時】のメルマガ「山のはがき画」 ↓お申し込みは
まぐまぐ:http://www.mag2.com/m/0000235289.html
…………………………………
▼【仕事部屋】へもどうぞ: http://toki.moo.jp/tacoroom/
★おわり
………………………………………………………………………………
富山の北峰は十一州一覧の展望台で、眼下に東京湾が広がります。
鞍部から西側へ下ると滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」の「伏姫の籠
穴」があり観光名所になっています。
だが馬琴はここに来たことがなく、ただの想像で書いたという。
しかし町は、籠穴内に水晶玉を飾ったり、休憩場所や門を造ったり
と力を入れています。
ある年、暮れの12月22日、冬至の太陽がどこに沈むか見ようと山
頂にテントを張りました。
富士山直下に箱根の山々の黒い陰。さらに伊豆半島の天城山、右側
には丹沢が。
日没が近づき海面が輝きだし、大島の大きな陰が浮かびます。太陽
は天城山と大島の間に沈みました。
地図に線を引いて見るとちょうど下田、石廊崎の上を通っています。
冬至の太陽はこんな南に沈むのか。やたらと神々しい景色です。
空がみるみる茜色に変わり富士山の陰が変化します。そのあとに満
天の星が待っていました。
・千葉県南房総市
▼「イラスト」と説明文は下記からどうぞ。
http://toki.moo.jp/merumaga/yamatabi/yamatabi05.html
…………………………………
▼ヤマケイ新書『日本百霊(れい)山』(山と渓谷社)税込950円
・書店にないときはご注文を。アマゾンなら確実に入手できます。
…………………………………
▼【とよだ 時】のメルマガ「野の本・山の本」 ↓お申し込みは
・まぐまぐ:http://www.mag2.com/m/0000089978.htm
▼【とよだ 時】のメルマガ「山のはがき画」 ↓お申し込みは
まぐまぐ:http://www.mag2.com/m/0000235289.html
…………………………………
▼【仕事部屋】へもどうぞ: http://toki.moo.jp/tacoroom/
★おわり
………………………………………………………………………………
- 2016年10月23日
- 未選択
『日本百霊山』「群馬県・上州武尊山の伝承」
ヤマケイ新書『日本百霊山』「群馬県・上州武尊山の伝承」
上州武尊山は「ホタカ大明神」をまつった山だという。この神は、
北アルプスの奥穂高岳と同じ「穂高見命」のことだそうです。
かつて宝高、穂高、保鷹などと書かれていたものが江戸時代になっ
て、武尊と書かれるようになったという。
そのせいか、沖武尊近くの川場武尊や前武尊にも日本武尊の像があ
ります。
山麓には武尊神社があり、日本武尊伝説も多く残っています。昔、
武尊山に悪者がはびこり村人を困らせていたそうです。
それを聞いた日本武尊が討伐に出向いたという。形勢不利とみた悪
者の首領夫人は、土出という所に逃げようと山麓片品村の花咲集落
に下りました。
しかし、力つきついにそこで息絶えたという。そのとき、首領夫人
の霊魂により石に花が咲いたと伝える「花咲石明神」が、現在でも
花咲集落中心部にあります。
・群馬県みなかみ町と川場村との境
…………………………
★本書は私が勝手に選定した100の霊山です。税込み950円。書
店にないときはご注文をお願いします。アマゾンなら確実に入手で
きます。
・山は神仏や精霊、天狗や怪異と人の出会う霊域 神話や伝説を訪
ね高峰から里山まで日本全国の百山を紹介…
▼「イラスト」と説明文は私のHPでどうぞ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/reizan/reizan08.html
…………………………………
・【仕事部屋】へもどうぞ: http://toki.moo.jp/tacoroom/(私のHP)
・【グッズマイショップ】:https://suzuri.jp/toki-umoart
…………………………………
★おわり
………………………………………………………………………………
- 2016年10月22日
- 山の伝承
某月某日「山の花・深紅色に咲くヤブウツギ」
某月某日「山の花・深紅色に咲くヤブウツギ」
登山道のわきに暗紫紅色の花が垂れるように咲いています。
ヤブウツギは葉が密生して、おまけに葉や花に毛が多くなんとなく
「薮」の感じがするのでつけられた名前だとか。
葉のふちは細かいギザギザがあります。花は5、6月に咲き、長さ
3、4センチくらい。
奈良県吉野地方では、このヤブウツギを「オーカメバナ」と呼ぶそ
うです。
花が咲く5月下旬ごろは鹿の肉が1番うまい時期だといい、オオカ
ミが鹿を盛んに追いかけていたと伝えます。
ある年の6月、山梨県身延線・市川大門駅から歩きだし、四尾連湖、
御坂山塊経由で西丹沢を目指しました。
御正体山で残り少なくなった食料を気にしながら小休止をとったあ
と、山伏峠に下る急坂に真っ赤なヤブウツギが咲いていました。
見とれることしばし。峠の下を通るクルマの音が別の世界のことの
ように感じました。
山梨県以西、四国に分布しています。
・スイカズラ科タニウツギ属の落葉低木
・山梨県道志村と同県山中湖村との境。
▼「イラスト」と説明文は下記からどうぞ。
http://toki.moo.jp/merumaga/yamatabi/yamatabi04.html
…………………………………
▼ヤマケイ新書『日本百霊(れい)山』(山と渓谷社)税込950円
・書店にないときはご注文を。アマゾンなら確実に入手できます。
…………………………………
▼【とよだ 時】のメルマガ「野の本・山の本」 ↓お申し込みは
・まぐまぐ:http://www.mag2.com/m/0000089978.htm
・めるま:http://melma.com/backnumber_183029/
…………………………………
▼【仕事部屋】へもどうぞ: http://toki.moo.jp/tacoroom/
★おわり
………………………………………………………………………………
登山道のわきに暗紫紅色の花が垂れるように咲いています。
ヤブウツギは葉が密生して、おまけに葉や花に毛が多くなんとなく
「薮」の感じがするのでつけられた名前だとか。
葉のふちは細かいギザギザがあります。花は5、6月に咲き、長さ
3、4センチくらい。
奈良県吉野地方では、このヤブウツギを「オーカメバナ」と呼ぶそ
うです。
花が咲く5月下旬ごろは鹿の肉が1番うまい時期だといい、オオカ
ミが鹿を盛んに追いかけていたと伝えます。
ある年の6月、山梨県身延線・市川大門駅から歩きだし、四尾連湖、
御坂山塊経由で西丹沢を目指しました。
御正体山で残り少なくなった食料を気にしながら小休止をとったあ
と、山伏峠に下る急坂に真っ赤なヤブウツギが咲いていました。
見とれることしばし。峠の下を通るクルマの音が別の世界のことの
ように感じました。
山梨県以西、四国に分布しています。
・スイカズラ科タニウツギ属の落葉低木
・山梨県道志村と同県山中湖村との境。
▼「イラスト」と説明文は下記からどうぞ。
http://toki.moo.jp/merumaga/yamatabi/yamatabi04.html
…………………………………
▼ヤマケイ新書『日本百霊(れい)山』(山と渓谷社)税込950円
・書店にないときはご注文を。アマゾンなら確実に入手できます。
…………………………………
▼【とよだ 時】のメルマガ「野の本・山の本」 ↓お申し込みは
・まぐまぐ:http://www.mag2.com/m/0000089978.htm
・めるま:http://melma.com/backnumber_183029/
…………………………………
▼【仕事部屋】へもどうぞ: http://toki.moo.jp/tacoroom/
★おわり
………………………………………………………………………………
- 2016年10月21日
- 未選択

