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山のまん画ばなし「栃木県・庚申山鋸山のテント」



▼「栃木県・庚申山鋸山のテント」

【概略】
 路傍でよく見る庚申塔。これは庚申の夜、お堂に集まって講を組
み健康長寿を願ったもの。その庚申信仰の大本山・庚申山(1892m)
は奇岩がならび昔から信仰の山として栄えました。

 この庚申山の奥山が皇海山(2144m)。皇海山は庚申山の山頂に
ある三角点を越えて薬師岳から鋸尾根を越え、屹立する鋸山から急
坂を下り登り返した先にあります。

 かつては交通が不便でなかなか訪れることもできなかった山でし
たが、近年は近くまで林道が通じ車で来る人も多い。庚申山はガス
の中。途中、不明瞭な山道が左へ直角に曲がるところで鹿が荒らし
た場所がありウロウロし時間を取られました。

 結局時間切れですぐ先の薬師岳にテントを張りました。翌朝は雲
一つない快晴。空中のように見える鋸山のせまい頂きに誰かのテン
トが朝日に当たっていました。
・栃木県足尾町

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山の読みもの・言い伝え「越後・苗場山の田んぼ」



▼「越後・苗場山の田んぼ」

【概略文】
 苗場山山頂はその名のように、稲田のような小さな池が湿原いっ
ぱいに広がっています。江戸後期の『北越雪譜』にも「是絶頂は周
一里といふ。莽々たる平蕪高低の所を不見、山の名によぶ苗場とい
ふ所こゝかしこにあり。…

 …そのさま人のつくりたる田の如き中に、人の植たるやうに苗に
似たる草生ひたり、苗代を半(なかば)とりのこしたるやうなる所
もあり。…

 …これを奇なりとおもふに、此田の中に蛙蝗螽(かえるいなご)
もありて常の田にかはる事なし、又いかなる日てりにも田水枯ずと
ぞ」とあります。

 ここも古くから信仰の山。かつて水垢離をとった祓川などの行場
名や石碑もあります。私が登ったの時は小屋前の「苗場」はまだ雪
の下。秘境といわれれた秋山郷方面へ木道が続いています。

 木道の上を散策しながら、秋にまた来て、この下に広がる「田ん
ぼ」に実る穂や、カエルやイナゴの姿を見たいものです。

▼【本文】https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mem/membe07.html

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山のまん画ばなし「北アルプス・黒部源流岩苔小谷のクルマユリ」


▼「北アルプス・黒部源流岩苔小谷のクルマユリ」

【概略文】
 黒部源流・雲ノ平の北側直下の平地高天ヶ原。温泉が湧き野天風
呂もあります。その原のまっただ中を流れる岩苔小谷は長さ9キロ。
途中に竜昌池、水晶池などがあり源頭へ突き上げています。

 源頭は雲ノ平、水晶岳、鷲羽岳、祖父岳が分かれる岩苔乗越です。
この沢は滝が多く遡行は困難といいます。一名オクノタルサワとも
いい、そのタルは滝を意味するといわれています。

 ある夏、雲ノ平にテントを張りっぱなしにして7時間と、一日が
かりで高天ヶ原の露天風呂に入りに行きました。北西方向の彼方に
薬師岳の全貌が望める岩苔乗越から北側へ急下降。右手が岩苔小谷
の源流です。

 高山の草木が繁茂するなか、高天原へ流れる沢水の湧き出すあた
りはクルマユリが群生し、赤に黒い斑点のある花がひときわはなや
か。まるで夢の中にいるようでした。
・富山県富山市

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山の神話伝説「中央アルプス・宝剣岳の天狗岩と千畳」



▼「中央アルプス・宝剣岳の天狗岩と千畳」

【概略文】
 木曽駒ヶ岳の南方に鋭い岩峰を屹立させる宝剣岳。東側直下の千
畳敷カールサギダル」と呼ばれる雪形が2体あらわれ季節を知らせ
てくれます。

 山上の宝剣岳には、木曽側へ切れ落ちる肩のあたりに、西向きに
天狗の面そっくりの形をした天狗岩があります。夕方、夕陽に映え
るこの岩のシルエットは見事。このような形が目立たないことはあ
りません。

 ふもとに人には昔から知られていたらしく、江戸中期の『宝暦六
年駒ヶ岳一覧記』にも、言い伝えの「天狗岩はこの岩の「義」にて
可有御座と察し、絵図にも相認め申候」とあります。

 何年か前の3月、宝剣岳から空木岳をめざしました。登山口駒ヶ
根駅で山岳関係らしい人がしきりに行き先を聞ききます。雪の宝剣
は厳しく、きのう関西の学生が木曽川の谷に滑落、絶対に通らない
ようにとのこと。

 そこは小心者ぞろいのわがパーティ、宝剣岳を迂回、極楽平から
稜線へ出たのでした。
・長野県宮田村と上松町との境

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山のまん画ばなし「足尾山地・皇海山の剣」


▼「足尾山地・皇海山の剣」

【概略】
 皇海山頂、三角点の東側には高さ2mもある青銅の剣が建ってい
て、「庚申二柱大神 奉納 當山開祖 木林惟一」とあり、裏に筆
字で日付けが書かれています。

 木林惟一は、東京の庚申講の行者で、庚申山から皇海山へ通じる
道を開き、皇海山を庚申山の奥ノ院にした人という。青銅の剣にあ
る二柱大神とは、この猿田彦と、その妻・天鈿女命のことか。

 山の名は、山の形が髪を整えるコウガイに似ているため、笄山と
呼ばれていたが、これにいろいろ当て字し、いつしか皇海になった
という。

 ある初夏、鋸山の手前にテントを張り皇海山を往復。登山者は、
群馬県側から車で林道最奧まで乗り入れた日帰り組ばかり。山頂か
ら北に延びるわずかな踏みあと。奥日光の山へつづく道です。遠く
白根山が招いているような気がしました。
・栃木県日光市と群馬県沼田市の境 

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