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けふもただただ与太ばなし。「丹沢・旧ヤビツ峠と餓鬼道伝説」




「丹沢・旧ヤビツ峠と餓鬼道伝説」

【概略文】
 40数年前の作品がでてきました。プリントゴッコという当時の印刷

器で印刷したものです。懐かしい……。


 さて、丹沢表尾根の登山口ヤビツ峠は1934(昭和9)年、丹沢林道

開通とともにできた新しい峠。旧峠はその西側・岳の台の中腹鞍部に

あります。ここは秦野から札掛へ食糧を運ぶ道。



 ある冬、雪が降り続き札掛地区の食糧がなくなりました。秦野の

荷揚げ役が食糧を持って札掛に向かいました。峠にくると腹がへっ

てきます。しかし峠を下るとうそのようになおります。



 かつてここのあたりは甲斐武田勢と小田原北条勢の激戦の場。そ

の時腹をすかしながら死んでいった武士たちの亡霊がさまよってい

るのだという。そのため峠越えをする人は食糧を餓鬼たちに与える

ようになったという。



 ある年の5月、新茅ノ沢から表尾根の烏尾山にとりつきました。

ぐずつきかげんだった空からついにポツリ、ポツリ。餓鬼道にさし

かかるころは本降りに。スケッチするサインペンのインクがにじん

でいきました。


・神奈川県秦野市

……よかったら【本文】を筆者のページで↓
https://toki.sakura.ne.jp/merumaga/tanzawa/tanzawa07.html



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けふもけふとて与太ばなし「長野、新潟県境・雨飾山の伝説」




▼けふもけふとて与太ばなし「長野、新潟県境・雨飾山の伝説」


【概略】
 この山は雨や天をまつる山の意だともいわれています。山頂は双耳峰

で、北峰には、石仏が4体とつぶれた石の祠が新潟県向きにならんで建

っています。



 江戸後期に、長野県小谷村中土で山頂に十三仏を担ぎ上げたという

話があり、その古文書も発見されています。十三仏を担ぎ上げたその時、

すでにいまの祠があったというから相当古い祠であること以外、何をまつ

った祠かなど詳しくは不明です。



 先の古文書のもうひとつに「雨錺(かざり)山蘇鉄ガ岩洞の縁起」という

のもあります。この「蘇鉄が岩屋」という洞窟は奈良時代、行基菩薩がこも

って修行したところという。



 中谷の人たちはその洞窟を探しに行ったことがあるという。そして難行

苦難の末、岩屋を見つけたいう。しかしいまではその場所はどこにあるの

か、地元の人も詳細は不明なのだそうです。


・新潟県糸魚川市と長野県小谷村との境。

……【さらに本文と出典】は私のページ(toki.sakura.)で↓
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時代遅れの山ばなし「富士山に背比べを挑んだ全国の山々」




▼時代遅れの山ばなし「富士山に背比べを挑んだ全国の山々」

【概略】
 昔、妹の駿河富士(木花開耶姫)と姉の下田富士(磐長姫命)は、高さ

も同じくらいで、仲むつまじい姉妹山でした。しかし成長するにつれ、妹

(駿河富士)は美しく、姉(下田富士)は醜くくなっていったという。



 姉は次第に妹を嫌いはじめ、ふたつの山の間に天城山という屏風を立

ててしまいました。姉の姿が見えなくなり、驚いた妹は様子をみようと背伸

びをします。



 姉は身をかがめますます小さくなり、妹は背伸びをしながらどんどん高

くになりました。日本一の高さになった富士山をみて、あちこちの山々が

背競べを挑んできました。



 茨城県の筑波山や岩手県の岩手山(岩手富士)、青森県岩木山(津

軽富士)なども勝負をしましたがまけてしまいました。有名なのが八ヶ岳と

の背競べです。富士山と白山との背競べというのもあります。たいがいは

ふたつの山に樋をかけ水を流して判定するというものです。


……【さらに本文と出典】は私のページ(toki.sakura.ne.jp)で↓
https://toki.sakura.ne.jp/merumaga/gate-meru/gate05.html


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けふもめげずに与太ばなし「南アルプス塩見岳・山ろくのしょっぱい地名」




▼けふもめげずに与太ばなし「南アルプス塩見岳・山ろくのしょっぱい地名」

【概略】
 南アルプス塩見岳山ろくの村人はかつて塩が不足して困っていたとい

う。可哀想に思った諏訪湖の神さまが、塩見岳に登ってふもとの伊那里

村(いまの伊那市)と、大鹿村のあたりから塩のふき出ているところを見つ

けました。それからは、鹿平、岩塩泉、鹿塩などの地名ができました。



 ここには「鹿塩の七不思議」というのがあるそうです。(1夜泣き松:宗良

親王につかえた美祢姫のこどもの夜泣きをなおしたという松があります。

(2八っ鹿:大池のほとりの鹿の群れは、狩人が何頭獲っても次の日には

もとの8頭になっているという。



 (3大池の善椀:冠婚葬祭などのとき、池に頼むと翌朝朱塗りの膳碗が

ちゃんと揃っているという。(4塩の湯:塩水の湯。(5逆さ銀杏:弘法大師

が刺した杖が根を張り大木になった銀杏。



 (6灰汁なしワラビ:そのまま煮て食べられるワラビ。(7猫のノミ:この谷

の猫にはノミがいないという。以上の7つ。

・静岡市と長野県伊那市との境。


……【さらに本文と出典】は私のページ(moo-toki)で↓
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▼山里の神仏「ふたつある大江山の鬼伝説」




▼山里の神仏「ふたつある大江山の鬼伝説」

【概略】400字(メルマガ用)
 酒呑童子の鬼伝説で有名な京都の大江山は、仙丈ヶ嶽、大枝山、

与謝大山、御嶽などとも呼ばれています。仙丈ヶ嶽の山名は、東側

の山腹に千丈ヶ原という広大な湿原があり、山名はそこからきてい

るようです。



 大江山には鬼伝説が2つあり、ひとつは、用明天皇第3皇子麻呂

子親王の鬼退治伝説で、もうひとつは室町時代に書かれた源頼光の

鬼退治伝説です。



 先のものは『古事記』や『日本書紀』にあり、第三十一代とも第

三十二代といわれる用明天皇第3皇子麻呂子親王が、仏神の力を借

りて平定したというもの。



 あとの方のものは室町時代に書かれた御伽草子の「酒呑童子」、

謡曲「羅生門」、「大江山」などで知られる源頼光鬼退治伝説。ここ

では酒呑童子は山賊だとも鬼だともいわれ、この山に砦を造り、付

近の農民を苦しめたので、源頼光がこれを討ったという物語。



 いまも鬼ヶ茶屋とか、鬼の岩屋などの地名が残っています。同じ

伝説が京都市の大枝山にもあり、混同されることが多いようです。

・京都府大江町と加悦町との境。


【さらに本文と出典】は筆者のページ(moo-toki)で→
https://moo-toki.ssl-lolipop.jp/merumaga/fulkamijo/fuljo-09.html


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