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むら里のこよみ「楓(桐とも)蔦黄ばむ」(七十二候第54候:霜降三侯)11月3日~7日


むら里のこよみ「楓(桐とも)蔦黄ばむ」(七十二候第54候:霜降
三侯)11月3日~7日

【概略】(400字)
 11月3日は二十四節気「霜降」の三侯。「霜降」をさらに3つに
区切った七十二候では、この時期は第54候(三侯)にあたります。
三候は11月3日~7日ころで「楓蔦(かえでつた)黄ばむ」ころ。

 カエデやツタの葉っぱが色づいて黄ばんでくるころだとしていま
す。『日本年中行事事典』では「桐蔦黄ばむ」とし、「楓」が「桐」
になっています。

 これを現代の季節に当てはめると、北日本ではコタツはじめ、中
部日本では初霜、西日本ではサザンカ開花のころなのだそうです。
なお、二十四節気の移入元中国流では、霜降の三侯は「蟄虫咸俯(み
なふす)」ころだそうです。 

 この二十四節気七十二候は、もともと中国から入ってきたもので
すが、さすがに日本の気候とずれていたため、何回か修正しいまの
ようになったということです。

 しかし地球の温暖化が進んでいるいま、さらに修正するのでしょ
うか。ちなみに中国での解説を付記してみました。中国での「霜降」
の第52候(初候)は、「豺(やまいぬ)乃祭獣」、第53候(二侯)は、
「草木黄落」。第54候(三侯)は、「蟄虫咸俯(みなふす)」ころな
のだそうです。

▼【参考文献】
・『暦の百科事典』暦の会(新人物往来社)1986年(昭和61)
・『七十二候 世界で一番おもしろい暦の本』落合正勝(KKベスト
セラーズ)1994年(平成6)
・『日本大歳時記・秋』水原秋櫻子ほか監修(講談社)1989年(昭
和64・平成1)
・『日本年中行事辞典』鈴木棠三(角川書店)1977年(昭和52)

▼↓【画像】と【本文】をどうぞ
http://toki.moo.jp/merumaga/72koh/72koh01.html
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奥多摩三頭山・田原藤太が七ツ石の将門を射る


奥多摩三頭山・田原藤太が七ツ石の将門を射る

【概略文】400字
 石尾根七ツ石山にはおよそ7つの石が人の形をして立っていま

す。平安時代、叔父の平良兼と仲違いを越した平将門は、ついに承

平天慶の乱を起こし、伯父の常陸大掾(だいじょう)国香を殺害。

さらには関東全体を統治しました。



 しかし、平貞盛、藤原秀郷ら連合軍に討たれます。この乱の時、

将門たちは奥多摩の奥深く逃げ込みました。それを追ってきた田原

藤太は三頭山山頂からはるか彼方、石尾根の七ツ石山で動く人影。

将門に違いない。ですが、同じ格好の武者が7人ならんでいて本物

がどれか分かりません。



 田原藤太は日ごろ信仰する成田山(千葉県成田市)の不動さまに

祈ったところ、「6人は影武者のわら人形である。朝、顔を洗う時、

湯気が立って白い息を吐くのが将門である」とのお告げがありまし

た。



 藤太は白い息を吐く将門に向かって矢を放ちました。矢は、ねら

い違わず将門のあたったという。とたんに7人の将門は岩になって

しまったという。



 東国武士魂あふれる平将門を慕う奥多摩付近の人々は、いまでも

田原藤太に助言した成田山にはお参りしないといいます。

・東京都と山梨県の境


……【さらに本文と出典】は筆者のページで↓
http://toki.moo.jp//merumaga/octama/oct-07.html



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むら里のこよみ「七十二候・第52候・【現代中部日本】:サザンカ開花」


むら里のこよみ「七十二候・第52候・【現代中部日本】:サザンカ開
花」10月24日~11月07日ころ

【概略文】(400字)
 毎年カレンダーの10月23、24日日のところに「霜降」と書かれ

ています。これは1年を24で割り季節にふさわしい名前をつけた、

「二十四節気」のひとつ。秋もそろそろおわり「霜が降る」ころで

す。



 地上から太陽の軌道をながめた黄経では、210度の所を通ります。

二十四節気をさらに三つに区切り、1年を72に割った「七十二候」

というのがあります。



 その七十二候では、霜降は第52候(初候)~第54候(三侯)にあ

たります。第52候は24日ころから28日ころで「霜始めて降る」ころ。



 これを現代の季節に当てはめると、北日本では「初雪」のころ、

中部日本は「サザンカ開花」のころ、西日本は「ガン渡来」のころ

だそうです。

▼↓【画像】と説明文をどうぞ
http://toki.moo.jp/merumaga/72koh/72koh10.html
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丹沢のはなし・ひとり画ってん「道志村・雨屋本殿をきらう大群神社」

「道志村・雨屋本殿をきらう大群神社」

【概略】
 丹沢大室山の北側・道志村に大室山をまつる神社があります。こ

こはちょっと変わった神社です。

 もともと神とは雄大な自然そのものを敬うことにありました。そ

んな古い形をいまに残しているのがここにある大室神社です。

 もともと神とは雄大な自然そのものを敬うことにありました。そ

んな古い形をいまに残しているのがここ裏丹沢・山梨県道志村にあ

る大室神社です。



 丹沢の大室山(1588m)をご神体とし、イニシエより雨屋本殿

をきらう神だそうで、いまでも社は白木の建木だけで建物や屋根が

ありません。そこに埋め込んだ神鏡は雨ざらしです。



 1月。この間降った雪が農家の屋根に積もり、大きなツララがた

れ下がっています。白木の建木は最近立て替えたらしく枠組みが新

しくなっています。この神鏡の裏側に何か意味があるらしく、建て

替えの時、宮大工だけが裏面を見ることが許されるといいます。



 新しい白い枠組みと青くさびた銅の神鏡がやけに不釣り合いで

す。かつては大室山頂にも「大牟礼山大権現」という石碑も祭って

あったそうですがいまはありません。


・山梨県道志村大室指。


▼大群神社【データ】
【所在地】

……【さらに本文と出典】は筆者のページで↓

http://toki.moo.jp/merumaga/tanzawa/tanzawa07.html




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山里の石仏「長野県千曲市・霊諍山の鬼」


▼山里の石仏「長野県千曲市・霊諍山の鬼」

【概略】
 奇抜な石仏で有名な長野県の修那羅峠からほど近い八幡野地区に

ある霊諍山にも、修那羅山とよく似た作風の謎の石仏群があります。

大雲寺というお寺の裏山で、大国主命をまつる神社のまわりに鬼の

像、猫神様など数十体の石仏がズラリとならんでいます。



 ここの石仏は「生き霊除けの像」、「イノシシの上に乗って弓を引

く三面摩利支天像」、「誉田別尊」など修那羅山には見られないもの

もあります。明治の中ごろ、木曽の御嶽山の行者北川原権兵衛が開

山したという。



 4月の半ば、一人占めの石仏群に、ただ写真を撮り、細かいとこ

ろをスケッチするのに夢中でした。静かな社殿の前で昼食をとって

いると山のすぐ下を通る篠ノ井線の急行列車の轟音が響きます。



 大雲寺は大きなソメイヨシノが満開で境内の池に花びらが舞って

いました。なかでもユニークな猫神さまが大きな目を見開いていま

した。このころはまだ千曲川が暴れもせずゆったりと流れていまし

た。被災された皆さまにお見舞い申し上げます。


・長野県千曲市

……【詳細文】は作者のページ↓

http://toki.moo.jp/merumaga/sekibutsu/sekibut03.html

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