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山のはがき絵「白山御前峰で発見・ゴゼンタチバナ」


白山御前峰で発見・ゴゼンタチバナ



夏の太陽がギラギラ、肩に食い込むザック。ブナ林も抜け針葉樹林
帯に入りました。


ふき出る汗、ふと登山道沿いに小さな白い花を見つけます。4枚の
白い花は、まわりを何枚もの葉に囲まれ、また茎や葉のわりに大型
で目立ちます。ゴゼンタチバナの花です。


正確には白い花に見えるのは4枚の白い総包片だという。実際の花
は総包片の真ん中にあり、小さくて目立ちません。


この花は高山帯のハイマツの下でも見かけます。ゴゼンタチバナの
「ゴゼン」は北陸にある白山の最高峰御前峰で発見されたからだそ
うです。


また「タチバナ」は、秋にヤブコウジ科のカラタチバナのような赤
い果実をつけることからつけられた名前だといいます。


アイヌ名では「チロンヌプ・フレプ」といい「キツネの赤い実」と
いう意味だそうです。


果実はイヌエット(エスキモー)の人たちが食料にするという。
・ミズキ科ゴゼンタチバナ属の常緑の多年草



▼「イラスト」と説明文をどうぞ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/uusangac/uusangac10.html







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山のはがき絵「南ア・仙丈ヶ岳と孝行猿」


南ア・仙丈ヶ岳と孝行猿



仙丈ヶ岳の北には馬の背の尾根が延び、西には地蔵岳があって信仰
登山に使われたという地蔵尾根があります。


この地蔵尾根コースの登山口にある長野県長谷村柏木(いまの伊那
市)には「孝行猿」の説話が伝わります。


この話は江戸中期の『新著聞集』が元になっています。猟師に撃た
れた親猿はしばられつり下げられました。


それを見た小猿たちは親猿を助けようと囲炉裏の火で手をあぶり、
一匹ずつ代わる代わる親猿の傷口を暖めはじめました。


それを見た猟師は大いに反省、女房にいとまをもらい、頭をそって
世をのがれ、念仏者になって諸国行脚に出たという。


これは、1936年(昭和11)の小学校の教科書「尋常小学修身書 巻
一」などにも載せられたそうです。


長野県長谷村市ノ瀬から柏木集落を過ぎ地蔵尾根に「孝行猿の遺跡」
もあるそうです。
・長野県伊那市長谷と山梨県南アルプス市芦安との境。



▼「イラスト」と説明文をどうぞ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/uusangac/uusangac09.html








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山の伝承「八海山・御嶽行者が修行した岩峰群」ヤマケイ新書『日本百霊山』12番から


「八海山・御嶽行者が修行した岩峰群」ヤマケイ新書『日本百霊山』12番から


鋸の歯のような岩峰群(八ツ峰)が、地蔵岳、不動岳、七曜岳、白
河岳、釈迦岳、摩利支岳、剣ヶ峰、大日岳、さらに入道岳がならぶ
八海山。名前の由来にはいろいろな説があり、八つの池(海)があ
るとか、八つの峰が梯子段だとする八階山説、八つの沢谷の八峡山
説などがあります。馬鍬や田植え爺の雪形があらわれます。
・新潟県南魚沼市(書店でどうぞ)

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★本書は私が勝手に選定した100の百霊山です。税込み950円。書
店にないときはご注文をお願いします。アマゾンなら確実に入手で
きます。
・山は神仏や精霊、天狗や怪異と人の出会う霊域 神話や伝説を訪
ね高峰から里山まで日本全国の百山を紹介…



▼「イラスト」と説明文をどうぞ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/reizan/reizan02.html




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・山のはがき画読者募集(毎月郵送): http://toki.moo.jp/hagakiga/
  (1971年(昭和46)創刊)
・【仕事部屋】へもどうぞ: http://toki.moo.jp/tacoroom/
・【グッズマイショップ】:https://suzuri.jp/toki-umoart
(バッグ、Tシャツ・コーヒーカップ)
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山の伝承「吾妻小富士・種まきウサギと山神」ヤマケイ新書『日本百霊山』11番から



「吾妻小富士・種まきウサギと山神」ヤマケイ新書『日本百霊山』11番から


昔、干ばつの時雨乞いをしていると空を舞うトビが飼っているウサ
ギをさらって飛び去る事件があった。行き先を見ると吾妻小富士に
「ウサギ」の雪形があらわれていた。家に帰るとなんと岩室から水
が湧き出している。早速田んぼに引いて種をまくことができた。お
陰で豊作、村は裕福になった。そこを兎田といったという。
・福島県福島市。

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山のはがき絵「中ア・百もの山を越える越百山」


中ア・百もの山を越える越百山



中央アルプスに空木岳(うつぎだけ)の南方にある越百山はこんも
りとしてまんじゅうのような形をしています。


これで「こすも山」と読むそうです。標高は2613.2mもあるのに、
山頂の土が露出しているのも特徴的です。


山名の越百とは、この山脈を北方の木曽駒ヶ岳から縦走すると、あ
まりにも遠く、百もの(いくつもの)山々を越えてやっとつくよう
な山だといわれます。


実際、木曽駒ヶ岳から縦走してくると、アルペン的縦走路は越百山
で終わります。


昔も、木曽駒ヶ岳から越百山一帯までを、空を駈ける竜に見たてて、
おおざっぱに駒ヶ岳といっていたといいます。


ここより南は里山的なヤブ山で、展望もきかなくなり多くの登山者
は縦走をうち切り、伊那谷や木曽谷に下山していきます。


このあたりは遅くまで残る雪田がなく、あまりお花畑が見あたらな
く、風化した砂礫帯でイワツメクサ、ヒメウスユキソウ、トウヤク
リンドウなどがチラホラ見られる程度。


山頂の南側から南越百山への標高2450m~2500mあたりの一帯が
ハイマツ群落の南限。


南越百山を境にして高山帯と亜高山帯に分かれるのだそうです。
・長野県大桑村と飯島町との境。



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http://toki.moo.jp/merumaga/uusangac/uusangac08.html







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