忍者ブログ
< 03月 | 123456789101112131415161718192021222324252627282930 | 05月 >

★山の伝承「登山道の楽しみ・ヤマグワ」


登山道の楽しみ・ヤマグワ


山里の裏山で、口のまわりを紫色に染めたハイカーに出会います。
クワの実をほおばりながら山から降りてきたのでしょう。


半野生化したものは、農薬の心配もなく安心です。クワは中国北部
から朝鮮半島にかけての原産とか。


古い時代に日本に渡来。『古事記』や『日本書紀』にも出ています。
クワとはカイコが食う葉、つまり「食葉(くわ)」だという説と、
カイコの葉(香葉)の意味の「コハ」だとの説があります。


子どもはその実をねらい、大人はそれを食べてつくるカイコの繭を
ねらいます。


クワとはクワ科クワ属の総称で、古くからある数種のクワがそれぞ
れ入り混じって、たくさんの栽培品種を作り出し、その品種は100
とも200ともいい、その他を入れると1000種は下らないという。


しかしそのほとんどがヤマグワ(山桑)、カラグワ(唐桑)、および
ロソウ(魯桑)の3種を原種としてつくり出されているのだそうで
す。


ヤマグワは日本原種で東北地方を中心に各地に分布しているという。
6~7月、赤から紫黒色に熟して、多汁で甘みがあり食べられるのは
ご存じのとおりです。





▼「イラスト」と説明文をどうぞ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/uusangac/uusangac04.html






………………………
・【山のはがき画読者募集】: http://toki.moo.jp/hagakiga/
・【仕事部屋】へもどうぞ: http://toki.moo.jp/tacoroom/
・【グッズマイショップ】:https://suzuri.jp/toki-umoart




★おわり
………………………………………………………………………………

拍手[0回]

PR
▲page top

★山の伝承「富士山頂の伝説と民話」


富士山頂の伝説と民話


富士山頂には大内院と呼ばれる直径800mもの噴火口があります。
一周が約3.5キロほど。


そのまわりに剣ヶ峰、白山岳(釈迦ヶ岳)、久須志岳(薬師岳)、
大日岳(朝日岳)、伊豆ヶ岳(阿弥陀岳)、成就ヶ岳(勢至ヶ岳)、
駒ケ岳(浅間岳)、三島岳(文殊ヶ岳)と八つのピークがあります。


これらのピークにはそれぞれ本地垂迹(ほんぢすいじゃく)による
仏神が配置されています。


それらを「八葉蓮華」(お釈迦様が座っている蓮)に例えて「お八」
といったそうです。これらの火口壁を一周するのがお鉢めぐり。


昔は「お八」の尊称から「お八めぐり」といっていたそうですが、
明治維新の廃仏毀釈の影響で仏教的な呼び方が廃止され、山頂の大
内院(火口)を「すり鉢」に例えて「お鉢めぐり」と呼ぶようにな
ったそうです。


火口には大内院のほか、西安河原にも小内院と呼ばれる噴火口があ
ります。


小内院の外側を回るのを外輪コース、内側を回るのを内輪コースと
呼んでいます。


富士山は太古の昔から詩歌、紀行、史実にあらわされ、また山岳信
仰のメッカとしてあがめられてきた山。大衆化されたとはいえ、や
はり富士山は神秘の山。いろいろ面白い話が残っています。





▼「イラスト」と説明文をどうぞ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/uusangac/uusangac01.html








★おわり
………………………………………………………………………………

拍手[0回]

▲page top

★山の伝承「北ア・剱岳点の記」

北ア・剱岳点の記


かつて映画「劔岳 点の記」(原作・新田次郎)で話題なった剱岳。
天正13年(1585)、羽柴秀吉が佐々成政を討つため越中にきたとき、
京都に宛てた書状「東は立山うは堂・つるぎの山麓迄(焼いて打ち
従えたとする)」とあるのが最古の文献だろうといわれています。


剱岳は立山連峰中最も険しく、山名は「針の山」ともたとえられる
ように、岩峰が剣のように突き立っていることに由来するといいま
す。


明治40(1907)年7月、三角測量点設置のため、参謀本部陸地測量
官柴崎芳太郎一行が苦労の末、やっと山頂に立ちました。


ところが、山頂で修験者が持っている錫杖の頭と鉄刀を見つけたの
です。さらに山頂わきの石窟でたき火の跡の木炭も発見しました。


錫杖を鑑定した結果、平安時代初期のものと判明して大騒ぎ。いま
は国の重要文化財に指定されています。


木炭のあった石窟は、山頂の斜め下のところにあります。そこは山
頂の祠を見上げる位置で、高さ約2m、底幅2mくらい。奥行き3
mくらい。奥壁の上部がせり出しています。


かなり以前の夏に登ったとき、山頂の祠の下方、木炭のあったとさ
れる石窟の底をのぞいてみました。


中は空き缶やゴミで埋まっています。ここで一夜を過ごしてみたい
と興味をもっていましたが、さすがに泊まる気にはなりませんでし
た。
富山県上市町と同県立山町との境





▼「イラスト」と説明文をどうぞ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/uusangac/uusangac10.html






………………………
・【山のはがき画読者募集】: http://toki.moo.jp/hagakiga/
・【仕事部屋】へもどうぞ: http://toki.moo.jp/tacoroom/




★おわり
………………………………………………………………………………

拍手[0回]

▲page top

★山の伝承「高山植物・シラネアオイ」


高山植物・シラネアオイ


7月の声を聞くころ、奥日光白根山へシラネアオイを見に通ったこ
とがありました。


日光白根山直下の弥陀ヶ池一帯に咲き乱れる青紫色の大きな4弁の
花。登山者はカメラをのぞくのに夢中です。


長い間、キンポウゲ科と見なされていたそうです。しかし、近畿大
学教授の田村道夫教授が、数々のキンポウゲ科との相違を研究。


オトギリソウ目の一科として、シラネアオイ科であると提唱。いま
ではこの科は日本の被子植物中、


ただひとつの固有の科とみるのが「定説」になっているそうです。
シラネアオイは、低山帯から高山帯まで、生える中型の多年草です。


4枚の淡紅紫色のものはがく片で、花はその中にあるたくさん集ま
った黄色い部分。花弁はないのだそうです。


北海道から本州の北アルプスの後立山連峰および槍ヶ岳までの中部
山岳地帯・日本海寄りに分布しています。





▼「イラスト」と説明文をどうぞ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/uusangac/uusangac09.html






………………………
・【山のはがき画読者募集】: http://toki.moo.jp/hagakiga/
・【仕事部屋】へもどうぞ: http://toki.moo.jp/tacoroom/




★おわり
………………………………………………………………………………

拍手[0回]

▲page top

★山の伝承「北ア穂高・涸沢の土地争い」


北ア穂高・涸沢の土地争い


夏山シーズンには色とりどりのテントがならぶ穂高の涸沢カール。
ここは北穂高岳・唐沢岳・奥穂高岳・前穂高岳など山々に囲まれた
カールのどん底。


5月の連休、テントの軒先がつながるほどの「超過密住宅地」。あ
ちこちで「ここはボクらが先にテントを張ろうと思っていた所だ」
と雪の上の土地争いが始まります。


朝のトイレは2時間待ちで、長々と行列がつづくしまつ。きのう、
北穂高岳に登り、きょうは前穂高岳の北尾根に行く予定です。


北尾根はきのうかなり混んでいたと聞き、直接3、4のコルへ。ザ
イルを結びながら涸沢を望む。


連休最終日のため、テントをたたんでいる人が多い。奥穂の小屋か
ら尻セードで下につくころは、もう数えるほどに。翌日下山すると
きにはたった数張りだけ。


ウソのような過疎の村に変わっているのでありました。
・長野県松本市。






▼「イラスト」と説明文をどうぞ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/uusangac/uusangac04.html






………………………
・【山のはがき画読者募集】: http://toki.moo.jp/hagakiga/
・【仕事部屋】へもどうぞ: http://toki.moo.jp/tacoroom/




★おわり
………………………………………………………………………………

拍手[0回]

▲page top

▲page top