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無題

▼山の軽口・伝承神話
「西丹沢・甲相駿州三国境争い」

【概略】
丹沢の中でも奥深い
大室山から
菰釣山・三国山にかけての
尾根は、神奈川県と
山梨県・静岡県の県境に
なっています。

このあたりは
よい木材が採れる山で、
相模の国(神奈川側)・
甲斐の国(山梨県側)・
駿河の国(静岡県側)とも
自分の領地に
有利にしたいところ。

昔から領土紛争があり、
古くは平安時代の
797年(延暦16)
中央政府の裁定が
あったといいます。

江戸時代になると
「御木」となって保護。
その後紛争は断続的に
起こっていたといいます。

そんななか、
甲州・平野村の名主・
長田勝之進らが
相州から国境を越えて
炭焼きに入り込む者ありと
いう告発騒動が
起こりました。

これが発端になり、
国境争い大論争に
発展していきました。

ついに幕府の家老が
裁定に乗り出し、
平安時代から千年、
1847年(弘化4)になって
やっといまのような
大室山から鐘撞山への
国境線が引かれたと
いうことです。
【さらに詳細】は。
https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mail/gate02.html


…………………

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