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恐山「弁慶と常陸坊海尊」


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恐山「弁慶と常陸坊海尊」



恐山「弁慶と常陸坊海尊」ヤマケイ新書『日本百霊山』のうち3番。
恐山は霊場の総称。日本三大霊場のひとつ。ここは死者の魂が集ま
るとされ、夏には多くの人がイタコの「口寄せ」を聞きに集まりま
す。ここには常陸坊海尊伝説があります。義経が衣川で戦ったとき
海尊は山寺に出かけていたという。その海尊が江戸時代になって姿
をあらわしたという。
・青森県むつ市。
・本書は山の漫画家とよだ 時が勝手に選定した100の百霊山です。
税込み950円。
・山は神仏や精霊、天狗や怪異と人の出会う霊域 神話や伝説を訪
ね高峰から里山まで日本全国の百山を紹介…
【続き】→http://toki.moo.jp/merumaga/reizan/reizan03.html



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山の伝承・民俗画「夏の高原をいろどるヤナギラン」


夏の高原をいろどるヤナギラン



夏の高原、群生したヤナギランが紅紫の花を咲かせています。ヤナ
ギランはヤナギソウともいい、漢字では「柳蘭」、「柳草」と書くそ
うです。


葉がヤナギの葉に似ていて、花が上品でまるでランのようだからだ
という。その割りには山火事の跡や、森林の伐採跡などに真っ先に
入り込んで群生するという。


また、林道わきや、腐植土の肥えた場所などにも平気に生えてきま
す。ヤナギランは根茎を長くのばしてふえます。


ヤナギランは、8本の雄しべが雌しべより先に熟して、花粉を散ら
します。


そして雄しべがしおれるころ、垂れていた雌しべの柱頭が成熟しは
じめ、長い4本に分かれていかり形にそり返り、ほかの花の花粉を
受けるという「わざ」ももっています。


ヤナギランは一名「客花」ともいい、この花のつぼみを見て、山小
屋や旅館が客を待つ準備をする地方もあるそうです。
・アカバナ科アカバナ属の多年草

▼山旅はがき画【ひとり画展】883号(2012年6月)
「夏の高原をいろどるヤナギラン」
【本文】
夏の高原、ヤナギランが群生して紅紫の花を咲



▼「イラスト」と説明文をどうぞ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/uusangac/uusangac01.html


▼【とよだ 時】の本:(発行元・山と渓谷社)
ヤマケイ新書『日本百霊山』税込950円
-伝承と神話でたどる日本人の心の山-
★漫画家が書いた「霊山の天狗・仙人・鬼・妖怪ばなし」
8月17日書店で発売。
・書店にないときはご注文を。アマゾンなら確実に入手できます。

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・山のはがき画読者募集(毎月郵送): http://toki.moo.jp/hagakiga/
  (1971年(昭和46)創刊)
・【仕事部屋】へもどうぞ: http://toki.moo.jp/tacoroom/
・【グッズマイショップ】:https://suzuri.jp/toki-umoart
(バッグ、Tシャツ・コーヒーカップ)
・【作家応援投稿SNS】:http://gaca.jp/
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★おわり
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きょうは山の日。

ヤマケイ新書『日本百霊山』(山と渓谷社)8月17日発売:きょう
は山の日。11〜12日に高尾山で開催される「TAKAO 山モリ!フェ
ス」が行われます。会場では『日本百霊山』も販売して頂けるそう
です。私が勝手に選んだ、私の百霊山。タイトルは厳めしいですが、
<漫画家が書いた天狗・仙人・鬼・妖怪ばなし>です。笑いながら
読んで下さりまし。【詳細】→http://toki.moo.jp/mybooks/

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山の伝承・民俗画「北アルプス立山・牛になった天狗」


「北アルプス立山・牛になった天狗」



雄山神社の宝物に、立山開山の有頼が所持していた刀、また熊を射
たとする矢の根、鬼の牙一つ、老尼の角二つ、馬に生えた角、牛に
なった天狗の爪があるという。


どれれも雄山周辺の伝説に登場するもので、いまでも宝物になって
いるという。なかでも天狗の爪には興味津々です。

森尻の智明坊は、生まれつき驕慢でみんなに嫌われていましたが、
ある時にわかに牛の吼(ほ)えるような声を出してついに天狗なっ
てしまったという。


そして光蔵坊と名のって市の谷に棲んでいたが、怒った剱岳の刀尾
天神がこれを追い出しました。その時、爪をひとつ落としていった
という。


天狗研究の知切光歳氏は突然、天狗になったのだから只者ではない。
一度はかなりな行を修めた行者にちがいないとしています。

天狗の爪!ものすごく興味がありますが、宝物は一般公開しないの
でしょうね。
・富山県中新川郡立山町。




▼「イラスト」と説明文をどうぞ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/uusangac/uusangac10.html





▼【とよだ 時】の本:(発行元・山と渓谷社)
ヤマケイ新書『日本百霊山』税込950円
-伝承と神話でたどる日本人の心の山-
★漫画家が書いた「霊山の天狗・仙人・鬼・妖怪ばなし」
8月17日書店で発売。
・アマゾンでも取り扱っています。

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  (1971年(昭和46)創刊)
・【仕事部屋】へもどうぞ: http://toki.moo.jp/tacoroom/
・【グッズマイショップ】:https://suzuri.jp/toki-umoart
(バッグ、Tシャツ・コーヒーカップ)
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★おわり
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某月某日「日光・古峰ヶ原の天狗隼人坊」


某月某日【山の伝承・民俗画】「日光・古峰ヶ原の天狗隼人坊」



古峰神社は、もと山伏の道場でしたが、明治の廃仏棄釈で神道に切
り替えた神社。しかし参拝者は古くからの天狗がお目当て。


天狗の名は隼人坊。大峰山の前鬼後鬼の子の妙鬼童とされ、山伏宿
の石原家は代々前鬼隼人坊を名乗り、祖先はこの妙鬼童だとされて
います。


江戸時代の文政7年、水野出羽守が日光奥山の天狗たちに、古峰ヶ
原の隼人坊の名で「来年、将軍家が日光に来るので山中の天狗は当
日は他の山に撤去するよう」との高札を建てた文書が残っています。


家康の化身だという日光の天狗・東光坊が押さえきれなかった天狗
たちも隼人坊にはかなわなかったというエピソードです。


ここは三つの石が重なっている古峰神社の奥社。抜けるような青空。
ベンチに陣取りガスに火をつけます。


ラーメンがやたらとうまい。時間が止まったようなひとときでした。
・栃木県鹿沼市





▼「イラスト」と説明文は下記からどうぞ。
http://toki.moo.jp/merumaga/yamatabi/yamatabi07.html





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