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▼山の伝承・神話に遊ぶ「北ア・奥穂高岳の祠と物草太郎」


「北ア・奥穂高岳の祠と物草太郎」

【概略】
 奥穂高山頂にある祠の祭神は綿津見命とその子
・穂高見命、瓊瓊杵尊となっています。しかし、
ちまたではもっぱら物草太郎をまつっていること
になっています。

 物草太郎が信濃の中将に出世して京から帰って1
290歳まで生き、死後、物草太郎ははおたがの大明
神に、妻はあさいの権現になってあらわれたと「御
伽草子」という本に書かれています。

 「おたが」の明神とは、「愛宕」とか「御多賀」
といわれてきましたが、普通は「穂高」の訛りだ
というのが一番広く使われているそうです。

 江戸時代の松本藩の総合書『信府統記』に、文
徳天皇の世に信濃の国の信濃中将という人が穂高
神社を造営した人で、これこそ物草太郎と称えた
人。

 当社のうちに若宮大明神の宮がありこの中将を
まつっている、とあります。いまでも穂高神社を
俗に物ぐさ太郎の宮といい、太郎の塚もあります。

【説明本文】
https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mail/gate01.html

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