某月某日「山の花・埋もれて香るカンアオイ」
某月某日【山の伝承・民俗画】「山の花・埋もれて香るカンアオイ」
冬の日だまりハイク。足元の枯れ葉からハート形の葉が出ています。
カンアオイです。根もとに埋もれて紫の花を咲かせます。
ほんのりとした香り。カンアオイは寒い冬でも枯れず青々として、
葉の形がアオイに似ているためについた名前とか。
葉につやがあり表面に斑があって観賞用に栽培されたりします。こ
の葉には、「生きている化石」とか「春の女神」などともよばれる
「ギフチョウ」が産卵、孵化した幼虫はこの葉を食べて育つとか。
かなり以前、珍しく雪が積もる房総半島のほぼ中央の高宕山へ行き
ました。歩く会の50人もの人がゾロゾロ。
野草を見つけては立ち止まり、動物の足あとがあったといっては立
ち止まります。
そんな中、見つけたカンアオイ。地味な花が枯れ葉の中に咲いてい
ます。
ばったり出会った地元のお婆さんに「マアマア、寒いなか、こんな
所に来なくたってよォ」と笑われました。
・ウマノスズクサ科カンアオイ属の多年生草本
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★おわり
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- 2016年10月10日
- 山の伝承