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某月某月「長野県大町市・青木湖の伝説」


長野県大町市・青木湖の伝説



長野県松本駅からJR大糸線で、大町駅を過ぎて間もなく、左側に
湖が3つならんであらわれます。


手前から木崎湖、中綱湖、青木湖で、仁科三湖と呼ぶそうです。


この三湖はそれぞれ「遊びの木崎湖」、「憩いの中綱湖」、「思索の
青木湖」ともいわれ、釣りやキャンプなどで多くの人に親しまれて
います。


仁科の名前は、この地を治めていた豪族の名前からきているという。


この豪族は、伊勢神宮領仁科御厨の御厨司(荘官)である仁科氏で、
次第に勢力をこの地まで拡大してきたという。


この湖にはこんな伝説があります。その昔、湖の西岸で赤牛が子牛
を生みました。


子牛は母と別れ、東岸にすむお百姓さんの家で飼われることになり
ました。


親を呼ぶ子牛の悲しい鳴き声に母牛は湖に飛び込み泳ぐうち、力つ
きて沈んでいった。


以来、青木湖のヌシは赤牛だといわれようになったということです。
・長野県県大町市。



▼「イラスト」と説明文をどうぞ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/uusangac/uusangac02.html






★おわり
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