▼ふるさとの神々・ひとり画ってん「路傍の神サマ・巳待塔」
▼ふるさとの神々・ひとり画ってん「路傍の神サマ・巳待塔」
【略文】(400字)
村はずれの辻に、蛇の絵文字のようなマークが彫られた石塔があ
ります。巳待塔(みまちとう)です。巳待塔は己巳塔(きしとう)
ともいい、巳待講の人たちが供養のしるしとして建てました。
巳待は、暦にある十二支の巳(み)の日に、おこもりをする日待
の一種の行事です。巳の日だけでなく己巳(つちのとみ)の日に夜
遅くまで起きていて供養します。
また、巳待の文字の意味から前日の戊辰(つちのえたつ)の日に行
い、巳の日を待ったところもあったそうです。かつて千葉県の富津
市の巳待講は毎月前日の辰の日にに行ったといいます。
巳待講の本尊は、長寿・財宝・災難除けの神の弁才天で、七福神
の一神。この神は室町時代からあがめられてきたのだそうです。
弁才天は、十二支の巳から蛇に対する信仰と関係しているところ
から、宇賀神や水神とも関連し、水をつかさどり作神にもなってい
ます。
また、東北の金華山信仰と習合して、蛇は弁才天の使者だとも考
えられました。
▼さらには説明【本文】と【画像】をどうぞ。↓
http://toki.moo.jp/merumaga/fulkamijo/fuljo-07.html
…………………………………………………………
★『新ふるさとの神々・加筆版』(CD本)お譲りしています。
http://toki.moo.jp/flkam-new/contents/mainfram01.html
…………………………………
★おわり
………………………………………………………………………………
PR
- 2019年06月19日
- 山歩き