「東京・高尾山にも天狗の像が…」
「東京・高尾山にも天狗の像が…」
【概略説明】
東京都民の山・高尾山には真言宗薬王院があります。この寺は真
言宗の関東三山のひとつに数えられています。南北朝時代、俊源大
徳が修行中夢で飯縄権現を感得し,その像をまつって本尊としたと
いいます。
この飯縄権現は、長野県飯縄山の天狗・飯綱三郎の分家格で白狐
に乗った荼吉尼天の姿です。室町時代末期、日本画家の狩野元信が
「かっこいい」、鼻の高い山伏姿の天狗を描き出しました。以来、
各地の天狗信奉者が次々に、いままでの天狗の姿からこの大天狗の
姿に乗り換えてしまいました。
そんな中で飯縄系の山々は昔のまま、本尊は白狐に乗った荼吉尼
天姿をしています。しかしいま一般の人にとっては、天狗といえば
赤ら顔の鼻の高い、高下駄を履いた山伏姿をイメージします。そこ
で駅やお寺の境内には鼻高天狗を置いてあります。
・東京都八王子市。
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- 2022年03月18日
- 山歩き