丹沢のはなし・ひとり画ってん「道志村・雨屋本殿をきらう大群神社」
【概略】
丹沢大室山の北側・道志村に大室山をまつる神社があります。こ
こはちょっと変わった神社です。
もともと神とは雄大な自然そのものを敬うことにありました。そ
んな古い形をいまに残しているのがここにある大室神社です。
もともと神とは雄大な自然そのものを敬うことにありました。そ
んな古い形をいまに残しているのがここ裏丹沢・山梨県道志村にあ
る大室神社です。
丹沢の大室山(1588m)をご神体とし、イニシエより雨屋本殿
をきらう神だそうで、いまでも社は白木の建木だけで建物や屋根が
ありません。そこに埋め込んだ神鏡は雨ざらしです。
1月。この間降った雪が農家の屋根に積もり、大きなツララがた
れ下がっています。白木の建木は最近立て替えたらしく枠組みが新
しくなっています。この神鏡の裏側に何か意味があるらしく、建て
替えの時、宮大工だけが裏面を見ることが許されるといいます。
新しい白い枠組みと青くさびた銅の神鏡がやけに不釣り合いで
す。かつては大室山頂にも「大牟礼山大権現」という石碑も祭って
あったそうですがいまはありません。
・山梨県道志村大室指。
▼大群神社【データ】
【所在地】
……【さらに本文と出典】は筆者のページで↓
http://toki.moo.jp/merumaga/tanzawa/tanzawa07.html
…………………………………
【広告】
…………………………………
★【山のはがき画の会】へお誘い:毎月、山の画文通信【ひとり画
展】(イラストと解説文)を郵送します。詳しくは下記の私のHP
をどうぞ。http://toki.moo.jp/haga-kai/
★おわり
………………………………………………………………………………
PR
- 2019年10月22日
- 山歩き