山のはがき絵「高山植物・コバイケイソウ」
高山植物・コバイケイソウ
高山植物でおなじみのコバイケイソウ。深山や高山帯の残雪のまわ
りのやや湿った草地などに多く生え、山を歩く人たちにはおなじみ
です。
高さは1mくらい。葉は、バイケイソウより丸い感じで、太い茎を
抱くように互生(互い違いに生やす)しています。
7月ごろ、複総状花序(総状花序とは中心に1本の軸があり、そこ
から出た複数の枝がそれぞれ花になる)に小型の白い花をビッシリ
と咲かせます。
茎や葉ともにバイケイソウに似ていますが、花は白く穂が大きい。
花が集まった花穂をみるとこちらの方が立派で、コバイケイソウと
呼ぶのはかわいそうな気がします。
花がない時にバイケイソウと見わけるには、葉の裏の毛の状態をみ
るのが分かりやすいという。
コバイケイソウの葉の裏は毛がないか、葉脈の上にかたい小さな突
起がならんでいるそうです。
・ユリ科シュロウソウ属の多年草。
▼「イラスト」と説明文をどうぞ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/uusangac/uusangac05.html
★おわり
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- 2016年08月29日
- 山歩き