山のまん画ばなし「八ヶ岳北端蓼科山・井戸の神とライチョウと雷獣」
▼「八ヶ岳北端蓼科山・井戸の神とライチョウと雷獣」
【説明概略】
諏訪富士とも呼ばれる蓼科山。山頂に蓼科神社の奥社
があります。明治8年(1875)に名前を変える前は高井
大明神という地主神でした。
高井とは、高いところにある井戸ということだそうで
す。この山に降った雨は地下にしみこみ、ふもとに泉と
なってわき出て村々をうるおすため、村人はこの山の恵
みに敬意をもって高井大明神とあがめたのだそうです。
かつてこの山にもライチョウがいたという記録が江戸
後期の本にあるという。しかし、1929(昭和4)年、絶
滅が報告されています。
夏も終わり、台風が仙台沖に去ったある日、女神茶屋
から蓼科山に登りました。ペンキの印がついた大石をた
どって山頂へ。
山頂の広場は私ただひとり。岩の上に寝ころんで、ゆ
っくりと流れる雲をながめます。久しぶりに命の洗濯を
したような気がしました。
・長野県立科町と茅野市との境。
▼【本文】:
https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mem/membe05.html
…………………………………
-【広告】-
▼【書店で発売中】▼
ヤマケイ新書 『日本百霊山』 (山と渓谷社)
妖怪・鬼・天狗はみな神サマ。村人は山に神をまつった。
★陽気な山の怪々本。書店の店頭にないときは、店員の方
にご注文下さい。品薄のため多少時間がかかるかも知れま
せん。
…………………………………
▼【お誘い】▼
84円切手50枚で毎月、山旅通信【ひとり画展】を郵送しています。
詳しくは下記筆者のページへどうぞ。
https://toki.moo.jp/haga-kai/haga-kai.html
…………………
【とよだ 時】山の伝説伝承探査・民俗画・まん画
https://toki.moo.jp/
★おわり
………………………………………………………………
PR
- 2022年06月01日
- 山歩き