山の伝承・民俗画「山の花・タカネバラ」
山の花・タカネバラ
日本の野生のバラにはいくつかありますが、高い山にはえるものは
ピンクの花が美しいオオタカネバラとその変種のタカネバラという
種類があります。
タカネバラは高さ1~2m。中部地方より北の高山、四国(剣山)
の日当たりのよい草地や茂みにはえています。
とくに富士山に多いとか。葉っぱは奇数羽状複葉というから小葉が
鳥の羽のような形についています。
小葉は4~7対。長さ1~3センチで楕円形で両端とも円形。ふち
に鋭い鋸歯(ギザギザ)があります。
7月ごろ小枝の末端に直径4~5センチの、淡紅色または紫淡紅の
美しい大きな花を1個つけます。
花弁は5枚で広倒卵形でほとんどたいらに開きます。なかに黄色い
雄しべがたくさんあり、香りがあります。
つぼみのころはがくの先が細く長くのび、つぼみを取り巻くように
見えるのが特徴です。
バラ科バラ屬の落葉低木。
▼「イラスト」と説明文をどうぞ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/uusangac/uusangac02.html
▼【とよだ 時】の本:(発行元・山と渓谷社)
『ヤマケイ新書 日本百霊山』税込950円
-伝承と神話でたどる日本人の心の山-
★漫画家が書いた「霊山の天狗・仙人・鬼・妖怪ばなし」
8月の「山の日」キャンペーンに向けて頑張っています。
・ゲラ校正完了しました。
…………………………………
・山のはがき画読者募集(毎月郵送): http://toki.moo.jp/hagakiga/
(1971年(昭和46)創刊)
・【仕事部屋】へもどうぞ: http://toki.moo.jp/tacoroom/
・【グッズマイショップ】:https://suzuri.jp/toki-umoart
(バッグ、Tシャツ・コーヒーカップ)
・【作家応援投稿SNS】:http://gaca.jp/
…………………………………
★おわり
………………………………………………………………………………
PR
- 2016年07月20日
- 山歩き