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むら里徘徊 「天狗にも階級がある」

▼某月某日・山里徘徊 「天狗にも階級がある」




むら里を歩いていると天狗杉、天狗峠、天狗のなになになど天狗の
名前がやたらにあります。今回はその天狗シリーズの第2回目です。


天狗といえば、鼻が高く赤ら顔、一本歯の高いげたをはいて羽うち
わを持った修験者風のイメージが浮かびます。これらは大天狗です。


これと違って、とがったくちばしのある天狗は、カラス天狗、また
は小天狗です。カラス天狗はふつう青色の顔をしています。


その中間が中天狗。古い川柳に「ありそうでないのが中天狗」とい
うのがありますが、実際にはいるそうです。


これが天狗の階級で、気ままな天狗も階級で縛られていると思うと
愉快です。


いちばんの大物はやはり大天狗、以下中天拘、小天狗、木の葉天狗、
白狼天狗(はくろうてんぐ)、溝越天狗(みぞこしてんぐ)とつづ
きます。


最下位の溝越天狗は空を飛ぶ術が、まだまだ未熟で溝を飛び越すの
がやっとレベル。


ときどきポチャンと泥水に落ちるという落ちこぼれ天狗です。大天
狗でも、名前のついていない天狗が多いなかで名前が知られている
天狗はそれこそ大物の天狗です。




▼↓【画像】と説明【本文】をどうぞ
http://toki.moo.jp/merumaga/nonokami/nokami10.html




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▼終わり
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