山の炉端ばなし「奥多摩・鷹ノ巣山の熊」
「奥多摩・鷹ノ巣山の熊」
【説明概略】
鷹ノ巣山付近一帯は御巣鷹山といい、江戸時代、鷹の幼鳥を育成、
保護。幕府に献上したという。ある年の9月、お月見山行をした時
のこと。
3時間近くも登りヒルメシグイノタワを過ぎるあたり、突然ボキ
ッと木の折れる音がし、黒い固まりが落ちてきました。そしてクマ
ザサの中でこちらの様子を伺っている気配。
これは熊だ。相手も怖いに相違ない。様子を見ながら急坂を引き
返しました。翌日、登ってみると大木の太い枝が折れてぶら下がっ
ています。
ここは春夏秋冬おなじみの道。こんなことは初めてです。地図を
見ると東側に鷹ノ巣谷の支流が突き上げ、大滝もあって熊にとって
も住みやすいに違いありません。奥多摩には50~60頭の熊がいる
そうです(当時)。
・東京都奥多摩町
【説明本文】
https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mail/gate07.html
……【広告】……
▼【おもしろ山と田園の本】筆者のHP↓
https://toki.moo.jp/cd-mihon/cd-mihon.html
・『新・丹沢山ものがたり』山と渓谷社刊
・『続・山の神々いらすと紀行』東京新聞刊
・『全国の山・天狗ばなし』山の妖怪天狗と
はなんだ? ほか
…………………
▼【発売中】▼
ヤマケイ新書『日本百霊山』 (山と渓谷社)
山の神仏や天狗と出会う山旅。
紙書籍版品切れ多し。下記からアマゾンへご注文を。
★ヤマケイ『日本百霊山』ホームページ
https://www.yamakei.co.jp/products/2816510380.html
★おわり
………………………………………………
PR
- 2023年09月06日
- 未選択