某月某日 山の民俗伝承に遊ぶ【ひとり画ってん】「北ア・燕岳とツバメ娘」
▼山の民俗伝承に遊ぶ【ひとり画ってん】「北ア・燕岳とツバメ娘」
【概略】
燕岳の近くの谷に娘が一人、親もとを離れて住んでいました。あ
る日使いが来て「母親が亡くなった。早く来い」。
娘は「すぐ行く」といって、着物を着替えたり化粧したりしてい
ました。
そのうち「母親の葬儀をするからすぐ来い」との使い。娘は「も
う少し首のまわりにおしろいをぬってからすぐ行きます」。
お寺では葬儀を終わらせひつぎを土の中に埋めました。そこへや
っと娘がやってきました。「もう埋めてしまった」。人々がいいまし
た。
それを聞いて娘は、ワアワア泣きながら土を掘りはじめました。
掘った土がたまると、それを食ってはまた掘っていきます。
そのうち娘の体がだんだんツバメの姿になっていきました。ツバ
メは毎日毎日。土を掘っていましたが、冬になり雪で凍え死に、と
うとう燕岳になったという。
そのためツバメはいまも土を食っているのだということです。
・長野県安曇野市と大町市との境。
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- 2018年12月21日
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