某月某日・山のはなし「高山植物・ハクサンシャクナゲ」
某月某日・山のはなし「高山植物・ハクサンシャクナゲ」
【概略】
一口にシャクナゲといいますが、シャクナゲとはツツジ科ツツジ
屬のシャクナゲ亜属の総称だそうです。その中のうち、ホンシャク
ナゲやアズマシャクナゲを単に「シャクナゲ」ということもあると
いうから紛らわしいものです。
もともと高い山にはキバナシャクナゲという種類が咲いています
が、ハクサンシャクナゲも高山から亜高山帯にかけて生えていて、
時どき高山帯でも見られます。
冬の厳寒期、ハクサンシャクナゲは葉を下面に巻き込んで筆の軸
のように丸まっています。これは寒気を防ぐのと同時に、葉から水
分の蒸散を防ぐためだという。頭いいですね。
ハクサンシャクナゲは、夏に枝先に淡いピンクを帯びた白色の花
を5~15個咲かせます。四国の石鎚山では行者がハクサンシャク
ナゲを取って山から持ち帰り、畦にさして豊作を祈る風習があった
そうです。
・ツツジ科ツツジ屬の常緑低木
……【さらに本文と出典】は筆者のページで↓
http://toki.moo.jp/merumaga/gate-meru/gate09.html
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- 2019年10月17日
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