▼山の楽しみもうひとつ「北ア立山・雄山の一、二、三ノ越」
「北ア立山・雄山の一、二、三ノ越」
【説明概略】
ふつう山に登る時、まず一合目から
二合目、三合目と登り、
十合目で頂上につきます。
ところが立山では一ノ越、二ノ越、
三ノ越と登っていくのだそうです。
山を仏さまの姿に見立て、
膝が一ノ越で、腰が二ノ越、
肩が三ノ越、首が四ノ越、
頭が五ノ越なのだそうです。
この呼び方は古く、
平安末期の国語辞書の
『伊呂波字類抄』(編者・橘忠兼)に
「躰厳石之山、膝名一輿、腰号二輿、
肩字三輿、頸名四輿、
申頭烏瑟(うしつ)五輿」とあり、
山頂を烏瑟の峰といっているそうです。
かつて越中の男子は16歳になると
雄山に参詣し、
朱塗りの杯のお神酒を戴かないものは
一人前として扱われなかったそうです。
もし途中でへばり登れなかった時は
前世悪業の報いとされ、
帰宅してからも一生つまはじきに
されたというから大変です。
この習慣は昭和の初めまで続いたそうです。
・富山県立山町
【説明本文】をどうぞ。
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- 2024年02月05日
- 山歩き