★山の伝承「南アルプス・荒川三山」
南アルプス・荒川三山
荒川岳は、西側から前岳、中岳、東岳(悪沢岳)の三山の総称です。
とくに最高峰の東岳は本邦第6位の高峰。
その荒川岳の名は西麓の長野県大鹿村を流れる小渋川の支流、大崩
壊地から突き上げる荒川に由来している。
この三山は長野県、静岡県、それに県内に入っていないものの山梨
県でも呼び方が違っていたという。
長野側では西から荒川岳・中岳・連岳、静岡側では同じく西から荒
川岳・奥西河内岳・地蔵ヶ岳、山梨県では奥西河内岳・魚無河内岳
・悪沢岳と呼んでいたから紛らわしい。
昔は荒川、鍋状(悪沢岳?)、赤石岳を含めて三ッ峠(三峰)とい
っていたといい、
東岳(悪沢岳)山頂に三峰神をまつってありました。三峰といえば
1886年(明治19)、堀本丈吉(敬神講)が三峰講社を結成して登山。
いま中岳にも木製の祠の残骸が見られます。
・静岡市と長野県大鹿村との境
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★おわり
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- 2016年02月22日
- 山歩き