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Home > 山歩き > 山のまん画ばなし「北アルプス・常念岳の常念坊伝説」

山のまん画ばなし「北アルプス・常念岳の常念坊伝説」


▼「北アルプス・常念岳の常念坊伝説」

【概略】
 常念岳はもともとは「まゆみ岳」と呼ばれていたという。平安時
代になり、坂上田村麻呂が常念岳北方にある有明山の岩屋に住む魏
石鬼八面大王を退治したという。

 その時大王の手下の鬼・常念坊が空を飛び、まゆみ岳に逃げ込み
そのまま住みつきました。それからというもの、年の暮れにふもと
の村に市が立つときまって酒屋に怪しい僧侶がやってきて、5合の
徳利を出しては5升くれという。酒屋の親父が頭をひねりながらも
ついでみると不思議に入ってしまう。

 それを村人が聞いて、「あの坊さんはまゆみ岳の常念坊に違いな
い」と話し合い、いつかまゆみ岳のことを常念岳と呼ぶようになっ
たという。そのほか山名については、常念岳山麓の栗尾山満願寺の
お坊さんの常念坊が初めて登った山なので常念岳になったという説
があります。
・長野県松本市と安曇野市との境

▼【本文】https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mem/membe07.html

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