山の伝承・民俗画「高山植物・イワベンケイ」
高山植物・イワベンケイ
イワベンケイは、高い山の岩場の割れ目などに生える高山植物。牧
野富太郎はその名をイワベンケイソウ(別名イワキリンソウ)とし
ました。
ベンケイソウとはこの草は、切って何日もつり下げておいてもしお
れず、また土にさすとすぐについてしまう。その強いことを弁慶に
たとえたという。
またイワベンケイソウは岩の上に生えるベンケイソウの意味だと解
説しています。
分布は、北アルプスでは標高2500m以上の10の山々すべてで確認。
南アルプスも13の山すべてに分布していたそうです。
しかし、不思議なことに富士山と立山では見つからなかったといい
ます。
本州中部で生えていた標高が最も低い山は、戸隠連山の西岳の岩場
と、南アルプスの鋸岳の南西の沢だったそうです。
両方とも標高1700mだそうです。分布の南限は、大台ヶ原(奈良
と三重県の境)だったそうです。
・ベンケイソウ科イワベンケイ属の多年草
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★おわり
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- 2016年06月05日
- 山歩き