山の伝承・民俗画「高山植物・タカネキンポウゲ」
高山植物・タカネキンポウゲ
野山に咲くキンポウゲ(金鳳花)という花があります。その高山の
草地に生えるのがミヤマキンポウゲ。
その仲間にタカネキンポウゲ(高嶺金鳳花)。これは北アルプス白
馬岳高山帯だけに生えるここ特産の高山植物です。
8月ごろの夏の白馬岳。岩混じりの湿った斜面に黄色の花がひとつ
上を向いて咲いているあれです。
がくは5個で、花弁は5枚で平らに開いています。このタカネキン
ポウゲは絶滅寸前。
このように狭い地域特産の仲間に、南アルプス北岳とその周辺にだ
けに咲くキタダケキンポウゲ(北岳金鳳花・絶滅危惧種)、八ヶ岳
だけにあるヤツガタケキンポウゲ(八ヶ岳金鳳花)があるそうです。
こんな珍しい花を見てもふつうは「あ、キンポウゲだ」とか「なん
とかキンポウゲというのかな」くらいで終わってしまいますよね。
しょうがないなあ。
・キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草。
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★おわり
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- 2016年06月02日
- 山歩き