山の民俗まん画「山梨県・甘利山の赤牛」
▼「山梨県・甘利山の赤牛」
【概略文】
甘利山は、ここ甲斐国の「甘利荘」の裏手にある山なのでその名
があるという。この山の中腹の椹池には主の大蛇がすんでいたとい
う。ある時、領主の甘利左衛門の息子が池でフナ釣りをしていると、
大蛇が池のなかに引きずり込まれ、飲み込まれてしまいました。
甘利氏は怒って、領民に命じて汚物を池に投じ、池の周りのサワ
ラの木を切って池に投げ入れました。大蛇は苦しんで、赤い牛とな
って飛び出しました。これにより、この池はさわら池と呼ばれるよ
うになりました。
赤牛は頂上を超えて大笹池に逃げましたが、さらに追い出されて、
中巨摩野午島(やごしま)の能蔵池(のうぞういけ)にすみついた
といわれています。
さらに能蔵池に伝説では貸し椀伝説に発展。赤牛はお椀を返さな
い不届きものに怒り、ここを飛び出し再び椹池に行き、さらに奧の
大笹池に移りましたが、それきり姿を現さなくなったということで
す。
・山梨県韮崎市と南アルプス市との境。
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- 2022年01月14日
- 山歩き