▼山の楽しみもうひとつ「北ア針ノ木峠・松本の遊女ものがたり」
「北ア針ノ木峠・松本の遊女ものがたり」
【説明概略】
針木岳の名は針ノ木峠からきており、
後でつけた名だといます。
この山を越中側では地蔵岳と
呼んでいました。
それは峠道にあった
遊女を弔う地蔵尊にちなむといいます。
昔、松本の地に
雛菊という遊女がいました。
そこへ越中の若者があらわれ、
二人は恋に落ちました。
しかし若者は病気になり
「故郷の親に知らせてくれ」と
言い残し息を引き取ります。
遊女は大町の知り合いの若者の
案内で越中へ行くため、
峠へ向かいました。
やがて雨が雪に変わり
次第に深く積もりだします。
二人は必死に歩き続けますが
いつか道に迷い、若者は谷底に滑落。
ひとり残った雛菊は
なすすべもなくついに
雪の峠に散ったといいます。
それを知った村人は
小さな地蔵を建てたという。
ある夏、雪渓を登り針ノ木峠へ。
無駄とは思いましたが
地蔵を探しますが見あたりません。
針木岳でもはやり同じ、
大昔の話ですからネ。
・長野県大町市と富山県立山町
【説明本文】をどうぞ。
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- 2024年01月28日
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