きょうもひたすら山旅漫歩゚「北アルプス・針ノ木峠」
北アルプス・針ノ木峠
針ノ木峠は長野・富山の県境。この峠を越えての行き来は、日本海
まわりで行くよりずっと近いため、昔から密売商人・盗伐者・立山
参りなどに利用されていたという。
戦国時代の天正12年(1584)11月(新暦では12月)、富山の城主
佐々成政有名な佐々成政、雪の黒部奥山越えの舞台にもなっていま
す。
1ヶ月がかりの強行軍のコースにはいろいろな説がありますが、越
中側立山温泉から常願寺川をさかのぼり、ザラ峠、黒部川平(たい
ら)、針ノ木谷、針ノ木峠、いまの大町アルペンライン沿いの籠川
谷から野口村大出のルートが有力。
針ノ木峠には、成政が100万両の黄金を49個の壺に詰めて峠付近
に埋めたという伝説も残っています。
そして富山城の落城後は、越中の大部分は前田利家の領地となって
しまいました。
テント場のトイレは「槍見荘」とあります。中に入ると下の方に小
さな窓があります。しゃがむと窓がちょうど目の前に。
その中にあの槍ヶ岳がぴったりおさまっています。槍を見ながら用
を足すように仕掛けてあるのです。
小屋の人たちの洒落っ気が伝わってきました。
・長野県大町市と富山県中新川郡立山町との境。
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★おわり
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- 2016年07月05日
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