こんな話も大まじめ「出羽三山を開いた蜂子皇子(はちこのみこ)も天狗だという」
▼山の伝説ひとり画ってん「出羽三山を開いた蜂子皇子(はちこの
みこ)も天狗だという」
【概略】
出羽三山を開いたとされる蜂子皇子(王子)も謎の人物です。羽
黒山開山堂などにあるように、異様に大きい目玉、目尻は髪の毛の
生え際まで延び、ひときわ長い鼻、耳まで裂けた口に赤黒い顔と奇
怪な姿です。
その容貌からまるで天狗のようにも見えます。事実、天狗研究者
では羽黒山開山天狗とし、天狗界の取締役に位置づけています。ま
た別名は能除仙(のうじょせん)ですから当然仙人でもあります。
さらに口の裂け方から山の神ともされるオオカミの擬人化ではな
いかとする人もいます。蜂子皇子は、32代崇峻(すしゅん)天皇
(即位・587~592年とされている)の第一皇子(第三皇子とも)
で、欽明天皇23年(562)誕生といい、聖徳太子の従兄にあたりま
す。
羽黒山の名は、ここを開山した蜂子皇子が3本足の大カラスに案
内され、羽黒の阿古谷で修行したという。その時のカラスの羽の色
から、羽黒山と名づけたという。
・山形県鶴岡市。
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- 2019年07月18日
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