むら里徘徊 奇神「尻子玉の好きな河童神」
▼某月某日・山里徘徊 奇神「尻子玉の好きな河童神」
河童は身長が4、5歳の子どもで、クチバシと手足に水かきがあり、
背中には甲羅があって、そのほかの体はウロコでおおわれている…
…。
キュウリと相撲が好きで、頭に水をたたえる皿があってイタズラも
の……と相場がきまっています。
陸上でも力は強いですが水の中では特に強力で、人間ナンカはもち
ろんのこと、馬や牛でさえ引っ張り込みます。
そして肛門に手を入れ、尻子玉(どんな玉だか知りませんが)を抜
くといいます。おまけに生き血まで吸うという、とんでもない妖怪
です。
河童は大ムカシは「ミズチ」と呼ばれ、漢字で虬(みずち)と書き、
水の霊のことだったそうです。
すなわち、水の神であり、農耕などにはかかせない神なのでありま
す。
『日本書紀』(巻十一・仁徳天皇六十七年)の条に、備中川嶋河に
ミズチという妖怪がいたとあります。
妖怪は毒をはいて人を苦しめていましたが、笠臣(カサノオミ)の
祖先の県守(アガタモリ)という人が退治したとあります。
▼↓【画像】と説明【本文】をどうぞ
http://toki.moo.jp/merumaga/nonokami/nokami04.html
…………………………………
▼ヤマケイ新書『日本百霊(れい)山』(山と渓谷社)税込950円
・書店にないときはご注文を。アマゾンなら確実に入手できます。
…………………………………
▼山のはがき絵を描いてみませんか。
http://toki.moo.jp/hagakiga/
▼終わり
………………………………………………………………………………
河童は身長が4、5歳の子どもで、クチバシと手足に水かきがあり、
背中には甲羅があって、そのほかの体はウロコでおおわれている…
…。
キュウリと相撲が好きで、頭に水をたたえる皿があってイタズラも
の……と相場がきまっています。
陸上でも力は強いですが水の中では特に強力で、人間ナンカはもち
ろんのこと、馬や牛でさえ引っ張り込みます。
そして肛門に手を入れ、尻子玉(どんな玉だか知りませんが)を抜
くといいます。おまけに生き血まで吸うという、とんでもない妖怪
です。
河童は大ムカシは「ミズチ」と呼ばれ、漢字で虬(みずち)と書き、
水の霊のことだったそうです。
すなわち、水の神であり、農耕などにはかかせない神なのでありま
す。
『日本書紀』(巻十一・仁徳天皇六十七年)の条に、備中川嶋河に
ミズチという妖怪がいたとあります。
妖怪は毒をはいて人を苦しめていましたが、笠臣(カサノオミ)の
祖先の県守(アガタモリ)という人が退治したとあります。
▼↓【画像】と説明【本文】をどうぞ
http://toki.moo.jp/merumaga/nonokami/nokami04.html
…………………………………
▼ヤマケイ新書『日本百霊(れい)山』(山と渓谷社)税込950円
・書店にないときはご注文を。アマゾンなら確実に入手できます。
…………………………………
▼山のはがき絵を描いてみませんか。
http://toki.moo.jp/hagakiga/
▼終わり
………………………………………………………………………………
PR
- 2016年11月23日
- 未選択