山の伝承ひとり画ってん。こんな話も大まじめ「男か女か、カラス天狗か?高尾山の天狗」
▼山の伝承ひとり画ってん「男か女か、カラス天狗か?高尾山の天狗」
【概略文】
東京都民の山・高尾山には真言宗薬王院があります。この寺は真
言宗の関東三山のひとつに数えられています。南北朝時代、俊源大
徳が修行中夢で飯縄権現を感得し,その像をまつって本尊としたと
いいます。
この飯縄権現は、長野県飯縄山の天狗・飯綱三郎の分家格で白狐
に乗った荼吉尼天の姿です。室町時代末期、日本画家の狩野元信が
「かっこいい」、鼻の高い山伏姿の天狗を描き出しました。
以来、各地の天狗信奉者が次々に、いままでの天狗の姿からこの
大天狗の姿に乗り換えてしまいました。そんな中で飯縄系の山々は
昔のまま、本尊は白狐に乗った荼吉尼天姿をしています。
しかしいま一般の人にとっては、天狗といえば赤ら顔の鼻の高い、
高下駄を履いた山伏姿をイメージします。そこで駅やお寺の境内に
は鼻高天狗を置いてあります。
その上、飯縄の神が姿をあらわしたとき、余は飯縄の神女(女性
天狗)であるといったというのですから話がややこしくなります。
・東京都八王子市。
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- 2019年03月21日
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