山の伝説伝承探査「有史以来すわり続ける富士山の虎」
▼「有史以来すわり続ける富士山の虎」
【概略】
平安時代の漢文学者・都良香の「富士山記」に「山頂に池があり、
蒸気が上がり熱湯が煮えたぎっている。中には大岩があってまるで
虎がうずくまっているようだ」とあります。噴火口にある「虎岩」
のことです。
当時は溶岩が煮えたぎっていただろうし、書かれている地形もそ
っくりです。そのため、この記述は実際に富士山に登った人から直
接聞いた話であり、記録の上で富士登山者第1号は、筆者に話をし
たこの人だろうという。書かれている竹というのは、苔ではないか
といわれています。
虎に似た虎岩は崩れかけたとはいえ、いまでもはっきり確認でき
ます。「富士山記」は火口に溶岩があふれた承平年間から30年後の
本。さぞ危険をおかしての登山だったにちがいない…。頂上の岩に
寝ころがりながら本の記述を思い出しました。
・山梨県と静岡県の境
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- 2021年08月12日
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