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山の炉端ばなし「房総の旧跡・おせんころがし」


▼「房総の旧跡・おせんころがし」

【概略文】

 地図をみると外房海岸に「おせんころがし」という所があります。

昔は断崖続きで難所だったそうです。ここの領主は強欲で領民は高

い年貢に苦しんでいました。



 領主には「お仙」という娘がおり、領民の味方で、みんなにした

われていました。しかし、領主はますます年貢を上げ放題。お仙が

いくら頼んでも聞き入れません。やさしいお仙は悩み苦しみました。



 ある秋の祭りの夜、ついに領民は領主を断崖から突き落としまし

た。翌朝、断崖に行って見るとそれは父親の衣装をまとったお仙で

した。父親の身代わりになったのです。現場の断崖にはいまは立派

な石碑が建っています。



 かつて房総半島を横に、東京湾側鋸山から3泊で縦走できたもの

でした。房総は標高は低いですが山が深く、起伏に富み楽しい山歩

きができました。しかし採石業者が尾根を削り縦走路を通せんぼ。

清澄山周辺ではヤマヒルもウジャウジャ。いまでは薮山になってし

まいました。

・千葉県勝浦市と鴨川市との境

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