峠の石仏「金精神」
▼某月某日 峠の石仏「金精神」
金精神は金勢、金生とも書きこんせー様、カナマラ様と呼んでいま
す。
金精の金は、金色に輝くようなリッパなもののこと。精は勢であり、
精力絶倫の勢いをあらわす。もちろん男性自身のことであります。
ご神体はやはり、アレに似た自然石か石、または木でつくったもの。
神社は全国に見られますが、特に東北に多いようです。
有名なのは、群馬と栃木の県境の金精峠の金精権現、岩手県玉山村
の巻堀神社の金精大明神です。
ことに巻堀神社のものはもと南部金精大明神と称され、そのご神体
は金属製のイチモツ。天保4年というから西暦で1833年に奉納され
たそれは、いまでも金色に光りかがやいているといいます。
江戸末期の『さくらがり』(菅江真澄)では「南部糠部郡巻堀とい
う里に金勢神と申す神ませり。かねのみたけの金生神とはここなる
おん神にして、6、7寸の雄元(おはしかた)を銭(かね)に作り、
鎖つけなどして2つ3つぞホコラに秘め置けり…」とあります。
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- 2017年03月06日
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