某月某日 山の伝承・民俗画「朝日連峰大鳥池のタキタロウ」
▼某月某日「朝日連峰大鳥池のタキタロウ」
大鳥池は交通が不便なため登山者か釣人しか訪れません。数万年前、
まわりの山の大崩壌で谷がせき止められ、以来他の生物と遮断され
てしまったという。
ここに幻の魚「タキタロウ」がすむという。地元の朝日村役場が学
者に調査を依頼、隊を組織して調べています。
ヒメマスなどの諸説フンプンとしていますが、地元の人はヒメマス
を放流した明治末期以前からいたといい張ります。
小学生は「オレたちのタキタロウ、絶対出てくるな」と作文に書い
ています。
ある年の8月の初め、あくまでも静かな湖水をバックに写真をとり
大鳥池をあとにします。
「何匹ものタキタロウが泳ぐ姿は雄大。十数mもの水面が動いた。
たしかにこの目で見たんだ」とマイクロバスの運転手が胸を張りま
す。
バスの着いた大鳥部落の旅館には「タキタロウまんじゅう」が出現
していたのでした。
・山形県鶴岡市
※古いことでスミマセン。1984年(昭和59)8月2日(水・晴れ)
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★おわり
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- 2017年01月24日
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