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長野・飯縄山の山の神

民間でまつられる山の神は、いろいろな姿で考えられています。

地域により男神だとも、女神だとか夫婦神、はたまた天狗だというところもあります。

また十二サマ、さがみサマ、お里サマと呼び方も地方によってまさにさまざまです。

ここ長野県飯縄山頂は長野市から3時間のところ。各地にある飯綱権現の本源地です。

飯縄山中腹のしめ縄の張った鳥居があります。

その奧に、5月の残雪を前にナント、オオカミの形をした山の神の祠をみつけました。

目や鼻もちゃんとあって、その下の口にはちゃんと朱色にぬってあります。

山の神には、春、山の上から田の神として里に降りてきて農作業から農作物の生長、豊作までを見守ってくれ、秋、収穫を見届けてからまた山の神となって山に帰っていくという「神去来の伝承」があります。

その神降臨の時のために祠は化粧してあるものでしょうか。

同じ長野県上水内郡牟礼村夏川集落の新興寺の境内にも同様の形の山の神の祠がありました。
・長野県長野市と飯綱町大字牟礼との境

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