▼山の軽口ばなし「富士山頂の火口はふたつあった?」
「富士山頂の火口はふたつあった?」
【概略】
富士山に関する最初の文書は、平安時代の
「富士山記」。それには「頂上に平地あり。
広さ一里許り。其の頂の中央は窪み下りて状
甑(こしき)の如し。甑の中に神池あり、池
の中に大石あり、石体甚だ奇にして宛も虎の
蹲(うずく)まれるが如し。亦其の甑の中に
は常に蒸し出づる気あり。其の色純青なり。
其の甑の底をのぞけば湯の沸きのぼるが如
く、其の遠くより之を望めば常に煙火を見る」
とあります。
富士山頂上の火口には神の池があるとしな
がら、また煙火が見えると、矛盾したことが
書かれています。それは富士山には火口がふ
たつあったからだという。ひとつは大内院で、
私たちにもおなじみのもの。もうひとつは小
内院で、その北北西にあり、いまは埋もれて
しまい窪地になっています。この片方は古い
火口で水が貯まっていて、もう一方が噴煙を
あげていたのではないかという。
・山梨県と静岡県の境。
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・01『新・丹沢山ものがたり』
・02『伝承と神話の百名山』
・03『全国の山・天狗ばなし』
・04『山の神々いらすと紀行』
・05『続・山の神々いらすと紀行』
・06『ふるさとの神々何でも事典』
・07『続・ふるさとの神々何でも事典』
・08『家庭行事なんでも事典』
・09『健康(クスリになる)野菜と果物』
・10『ひとの一生なんでも事典』
・11『ふるさと祭事記(歳時記)』
・12『野の本・山の本』
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▼【山の神仏や天狗と出会う山旅】▼
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★ヤマケイ『日本百霊山』ホームページ
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- 2024年03月01日
- 山歩き
▼山の軽口ばなし「奈良県大峰山・女人禁制の山に登った女性」
「奈良県大峰山・女人禁制の山に登った女性」
【概略】
いまだに女人禁制のしきたりを守り続ける
紀伊大峰山山上ヶ岳。時どき、解禁の時期に
ついて話題になります。しかし、「日本百名
山」を完登した女性は多い。それもそのはず、
以前から登っている女性はいるという。
記録にあるだけでも、「昭和12年(1937)
9月と11月の2回女性を伴い登山決行」な
どの記事が1951年(昭和26)の「山と渓谷」
誌に掲載しています。
牧田満政氏の記録によれば、それ以外にも
相当数いるという。「今更登山の見地からな
らば、女性登山など問題じゃない…ただし、
その入山は総て開山期以外、もしくは、行者
路以外。
開山期に無理に女性が押し入ろうとすれ
ば、頑迷固陋(ころう)の地元民の性格を知
らないで無理強いするのは無謀であり、傷害
事件に発展する可能性もある」との現地山岳
会主宰者からの手紙を披露しています。
・奈良県天川村
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- 2024年02月18日
- 山歩き
▼伝承と神話の百名山「青森県・八甲田山」
「青森県・八甲田山」
【説明概略】
青森県の八甲田山といえば、明治35年(19
02)の凍死者197名、「雪中行軍」の悲劇が有
名です。この事件を主題として、作家・新田
次郎が『八甲田山死の彷徨』を書きました。
1977年(昭和52)にはこれが映画化されます。
そのテレビコマーシャルの「天は我らを見放
した」は流行語にもなりました。
八甲田山は、十和田湖と青森市の中間にそ
びえる山塊の総称で、北八甲田連峰と南八甲
田連峰に分かれますが、普通八甲田山といえ
ば、北八甲田山群をさすという。8つの峰と、
低地に発達する高層湿原、池塘を田とみなし
て「神の田」、「耕田」、「高田」から八甲田、
甲(かぶと)などの説もあります。
東岳と八甲田山が山争いで八甲田は東岳の
首をはねました。首は西に飛んで行き、岩木
山の肩のコブになった。それで東岳の山頂が
平らだという。また「八」は、萢(やち・谷
地)で、湿原をさす言葉だとするものもあり
ます。青森県。
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- 2024年02月14日
- 未選択
▼伝承と神話の百名山「青森県・岩木山」
「青森県・岩木山」
【説明概略】
岩木山は、その山の様子から「石(いわ)
の城(き)」の字に「岩木」をあてたものと
いいます。山頂は中央部の岩木山、南の鳥海
山、北の岩鬼山(ママ)からなる。中央部の岩
木山山頂には岩木山神社(下居宮・おりいの
みや)の奥宮本宮の建物が鎮座しています。
弘前藩の鎮守のお山になっているそうで
す。ここにまつられているのは、森鴎外の小
説『安寿と厨子王』で有名な安寿姫。この伝
説から安寿姫を責め殺した山椒大夫の国丹後
(京都)の人が岩木山の支配地に入っても神
が怒るのだという。
これを「丹後日和」というのだそうです。
実際、山頂に登らせないという厳しい禁制が
しかれていたということです。
・青森県弘前市と鰺ヶ沢町の境
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- 2024年02月08日
- 山歩き
▼山の楽しみもうひとつ「東北・鳥海山の鳥海湖と安倍宗任」
「東北・鳥海山の鳥海湖と安倍宗任」
【説明概略】
東北の名山・鳥海山の名は、鳥海弥三郎に
関係するという説もあります。鳥海弥三郎は
安倍宗任。平安時代後期の陸奥の国の豪族。
あの阿部貞任の弟で「前九年の役」では兄と
ならんで阿部軍の指揮をとり、源頼義軍を悩
ましました。
安倍氏の全盛時、宗任の所領がこの地方に
あったらしい。宮城県の鳥海の浦とが宗任の
生誕地といい、鳥海弥三郎の名の元だといい
ます。その後安倍氏の発展に従い北に移りま
す。
岩手県磐井郡の鳥海、胆沢郡の鳥海の柵、
出羽地方にも矢島方面には鳥海山、相庭館附
近に鳥の海、酒田市の泉竜寺の徳尼公廟など
は鳥海氏には関係深い遺跡です。このような
ことから鳥海山は鳥海氏領内の山としてその
名が生まれたのではないかということです。
・山形県遊佐町。
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- 2024年02月07日
- 山歩き