忍者ブログ
< 04月 | 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 | 06月 >

▼山の軽口ばなし「槍へ槍へとアルプス銀座」

▼山の軽口ばなし「槍へ槍へとアルプス銀座」

【概略説明】
 北アルプスにもある表銀座コース・
裏銀座・西銀座。これは槍ヶ岳を中心
とした登山コースで表銀座は中房温泉
から燕岳・大天井岳・槍ヶ岳へ至るコ
ース。

 裏銀座はブナ立尾根登り口から烏帽
子岳・野口五郎岳・鷲羽岳・双六岳か
ら西鎌尾根を経て槍ヶ岳へ至るコー
ス。また西銀座ダイヤモンドコースと
いうのもあります。

 一説にに喜作新道(表銀座コース・
東鎌尾根)をつくった西岳小屋の小林
喜作が、宿泊客に夕食を出したあと、
自宅があるふもとの穂高町(いまは安
曇野市)まで下山、用事を済ませてか
ら、翌朝登山客が目を覚ます前に小屋
に戻り朝食の準備したといいます。

 その時の格好が、当時銀座で流行し
ていた草履ばきにちょうちんをぶら下
げたという、当時流行していた「銀ぶ
ら姿」だったのでだれいうとなく瓶座
通りの名が定着したとの説もあるそう
です。

【説明本文】をどうぞ。
https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mail/gate10.html

………………………………………
▼【広告】です。(スミマセン)
アマゾンで作者の本をどうぞ。
【とよだ時】(とよた時から改名)コ
ーナーです。
https://www.amazon.co.jp/stores/author/B004L1SDTE
……………………
★下記はパソコンで読む「CD本」で
す。(作者から直接発送します)
https://toki.moo.jp/cd-mihon/cd-mihon.html
・01『新・丹沢山ものがたり』
・02『全国の山・天狗ばなし』
・03『山の神々いらすと紀行』
・04『続・山の神々いらすと紀行』
・05『ふるさとの神々何でも事典』
・06『続・ふるさとの神々事典』
・07『野の本・山の本』ほか

・08 ↓こちらもどうぞ
▼山と渓谷社刊『日本百霊山』(電子書籍)
神仏、精霊、天狗や怪異と出会う山旅。山の愉快な知識。
★<アマゾン>で
★<楽天ブックス>で


…………………
投稿者【とよだ 時】のホームページ:
https://toki.moo.jp/

★おわり
………………………………………………

拍手[0回]

PR
▲page top

▼山の軽口ばなし「東京・雲取山」

▼山の軽口ばなし「東京・雲取山」

【概略説明】
 雲取山は東京都の山の中では最高
峰。雲取山とはこのあたりで最も高い
山なので雲に隠れやすいためとか、サ
ルオガセなどのついた幽幻な森林があ
るからなどの説があります。

 また、江戸時代の地誌『新編武蔵国
風土記稿』には「ただ雲をも手に取る
ばかりの山なればとてかく号せり」と
あります。明治中期の『武蔵通誌』(山
岳編)には大雲取山の名が、その他雲
取ヶ岳・雲採山などの名があるといい
ます。

 小暮理太郎は「山の憶い出」のなか
で「平地に波瀾を起こした幾多の小山
脈が、彼方からも此方からもアミーバ
ーの偽足のようにからみ合って、いつ
となく五、六本の太い脈に総合され、
それがさらに統一されてここに初めて
二千メートル以上の高峰となったもの
が雲取山である。…

 …甲信武甲の国境を東走してきた秩
父山脈は、どの道この辺でこの位な高
度の山を掉尾(とうび)にふるい起こ
して、武蔵野に君臨せしめねばならな
いはずだ」と、述べています。なんと
も気持ちのいい文章です。

【説明本文】をどうぞ。
https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mail/gate09.html

………………………………………
▼【広告】です。(スミマセン)
アマゾンで作者の本をどうぞ。
【とよだ時】(とよた時から改名)コ
ーナーです。
https://www.amazon.co.jp/stores/author/B004L1SDTE
……………………
★下記はパソコンで読む「CD本」で
す。(作者から直接発送します)
https://toki.moo.jp/cd-mihon/cd-mihon.html
・01『新・丹沢山ものがたり』
・02『全国の山・天狗ばなし』
・03『山の神々いらすと紀行』
・04『続・山の神々いらすと紀行』
・05『ふるさとの神々何でも事典』
・06『続・ふるさとの神々事典』
・07『野の本・山の本』ほか
・08 ↓こちらもどうぞ
▼山と渓谷社刊『日本百霊山』(電子書籍)
神仏、精霊、天狗や怪異と出会う山旅。山の愉快な知識。
★<アマゾン>で
★<楽天ブックス>で

…………………
投稿者【とよだ 時】のホームページ:
https://toki.moo.jp/

★おわり
………………………………………………

拍手[0回]

▲page top

山のむだばなし「秩父・両神山」

「秩父・両神山」

【概略説明】
 両神山(りょうかみさん・1723.0m)
は鋸の歯のような岩峰が特徴で遠くか
らでもすぐ分かる山です。このあたり
には珍しく岩峰の山。くさりに捕まり
ながら山頂の剣ヶ峰に立てば360度の
展望。目を凝らせば遠く北アルプスま
で確認できます。

 この山は両神山・八日見山・竜頭
(りゅうかみ)山・鋸岳などの名があ
ります。伊弉諾・伊弉冉の両神。日本
武尊の8日間見説。竜神をまつる竜頭
(りゅうかみ・竜神)説があります。
もっとも、八日見のヨ(ヤ)ウカミは
ヤオカミのことで、ヤは八、オカミは
オロチ(大蛇・高龗(たかおかみ)、
闇龗(くらおかみ)で雨乞いの神)。

 つまり八つの頭を持つ竜王(竜頭大
明神)だというから、八日見でも竜神
でも同じことではあります。この山も
御嶽教行者の山。八海山・三笠山など
木曽御嶽山の前衛の山の名がならびま
す。また八海山大頭羅神王、三笠山刀
利天坊などの天狗の石像もあります。
・埼玉県小鹿野町と秩父市との境。

【説明本文】をどうぞ。
https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mail/gate08.html

………………………………………
▼【広告】です。(スミマセン)
アマゾンで作者の本をどうぞ。
【とよだ時】(とよた時から改名)コ
ーナーです。
https://www.amazon.co.jp/stores/author/B004L1SDTE

……………………
★下記はパソコンで読む「CD本」で
す。(作者から直接発送します)
https://toki.moo.jp/cd-mihon/cd-mihon.html
・01『新・丹沢山ものがたり』
・02『全国の山・天狗ばなし』
・03『山の神々いらすと紀行』
・04『続・山の神々いらすと紀行』
・05『ふるさとの神々何でも事典』
・06『続・ふるさとの神々事典』
・07『野の本・山の本』ほか

・08 ↓こちらもどうぞ
▼山と渓谷社刊『日本百霊山』(電子書籍)
神仏、精霊、天狗や怪異と出会う山旅。山の愉快な知識。
★<アマゾン>で
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4635510387/ref=as_li_qf_sp_asin_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4635510387&linkCode=as2&tag=toyotatoki-22
★<楽天ブックス>で
https://books.rakuten.co.jp/rk/0707cab12e5d3e2992a4a7beb89f7630/?l-id=item-c-kobo-title


…………………
投稿者【とよだ 時】のホームページ:
https://toki.moo.jp/

★おわり
………………………………………………

拍手[0回]

▲page top

「東北鳥海山・鶴間池のクロユリ」

「東北鳥海山・鶴間池のクロユリ」


【概略説明】
 東北の名山鳥海山の南面に、鶴間池
という池があります。鎌倉時代、義経
をかくまい頼朝に滅ぼされた平泉藤原
秀衡。妹の「万徳御前」は悲しみ、鶴
間池の主竜王のお使いになったといい
ます。

 室町時代なり、「万徳御前」の末裔、
矢島満安の娘・小百合姫は美人で有名
でした。父は同族の讒訴が原因で仁賀
保城主兵庫に攻められ自刃。成長した
姫はますます艶やかになっていきま
す。

 その小百合姫のもとに「あげ羽の蝶」
という若者から色紙が届きました。そ
んなこんなで二人は「結ばれる仲」と
なりました。間もなく自分の身の上を
知った姫は、父の無念を晴らすさんと
決心。巫女や行者などとともに祖先の
万徳御前ゆかりの鳥海山鶴間池の竜神
に願をかけました。

 やがて池の周りにクロユリが咲き、
宿願成就の兆候があらわれました。姫
たちは勇みに勇んで宿敵の仁賀保の城
に。すると老臣たちがあらわれ「城を
明け渡したい」という。戦わずして降
伏すると目の前で両手をつく当家の嫡
男。「ナント、あのあげ羽の蝶の君!」。
それからというもの、小百合姫は山里
の庵で読経にあけくれて、一生を終え
たということです。山形酒田市。

【説明本文】をどうぞ。
https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mail/gate07.html

………………………………………
▼【広告】です。(スミマセン)
アマゾンで作者の本をどうぞ。
【とよだ時】(とよた時から改名)コ
ーナーです。
https://www.amazon.co.jp/stores/author/B004L1SDTE
……………………
★下記はパソコンで読む「CD本」で
す。(作者から直接発送します)
https://toki.moo.jp/cd-mihon/cd-mihon.html
・01『新・丹沢山ものがたり』
・02『全国の山・天狗ばなし』
・03『山の神々いらすと紀行』
・04『続・山の神々いらすと紀行』
・05『ふるさとの神々何でも事典』
・06『続・ふるさとの神々事典』
・07『野の本・山の本』ほか

・08 ↓こちらもどうぞ
▼山と渓谷社刊『日本百霊山』(電子書籍)
神仏、精霊、天狗や怪異と出会う山旅。山の愉快な知識。
<アマゾン>で・<楽天ブックス>で


…………………
投稿者【とよだ 時】のホームページ:
https://toki.moo.jp/

★おわり
………………………………………………

拍手[0回]

▲page top

▼野歩き・山歩き「霜に当たると甘くなるガマズミ」

▼野歩き・山歩き「霜に当たると甘くなるガマズミ」


【概略説明】
 ガマズミとは、ガマ染め、神ツ実、
鎌柄、鎌酸実などの説があります。か
つてはガマズミの類、ことにミヤマガ
マズミの実は、衣類のすり染めに使わ
れたという(ガマ染め)。また神の力
が宿るとされるモモの実と関連すると
の説話もあります(神ツ木)。

 さらに枝が折れにくく、鎌の柄に利
用されるので(鎌酸(酢)実)という
具合です。果実は、赤く熟し酸っぱく、
霜にあたるとさらに甘味が増してきま
す。口から種を吐き出すのが少しめん
どうですが縄文時代のいにしえからも
人々はこの実を食べてきたといいま
す。

 また果実酒に利用されたりしてきま
した。樹皮は鎮静剤になり、葉をお茶
として利用する地方もあるそうです。
日本中どこにもあり、生活に密接した
木。方言も多く全国に231もあるとい
う。それほど親しまれた植物なのでし
ょう。
・スイカズラ科ガマズミ属の落葉低木

【説明本文】をどうぞ。
https://toki.moo.jp/mail-maga/noyama/noyama03.html

……………………………………
【広告】です。スミマセン。
作者の本をどうぞ。(アマゾン)
https://www.amazon.co.jp/stores/author/B004L1SDTE

下記は作者のCD本です。
https://toki.moo.jp/cd-mihon/cd-mihon.html
・01『新・丹沢山ものがたり』
・02『全国の山・天狗ばなし』
・03『山の神々いらすと紀行』
・04『続・山の神々いらすと紀行』
・05『ふるさとの神々何でも事典』
・06『続・ふるさとの神々事典』
・07『野の本・山の本』ほか

・08 ↓こちらもどうぞ
▼山と渓谷社刊『日本百霊山』(電子書籍)
神仏、精霊、天狗や怪異と出会う山旅。山の愉快な知識。
<アマゾン>で・<楽天ブックス>で

…………………
投稿者【とよだ 時】のホームページ:
https://toki.moo.jp/

★おわり
………………………………………………

拍手[0回]

▲page top

▲page top