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無題

百名山の伝承神話17「東北・朝日岳」

【説明概略文】
 蔵王山も噴火の山で、有史以来47回
も爆発したといういう暴れ山。いまも御釜
の北東部で噴気活動が続いています。
噴火の記録は、『吾妻鏡』寛喜2年(鎌倉
時代)11月8日条にあるのが最初だとい
う。御釜は山形県境からはずれた宮城県
側にあり、火山活動はみなこの周辺から
おこっているのだそうです。

 蔵王山は戦後まもなく「毎日新聞」の
「観光地百選・山岳の部」で第1位に選定
され、観光地として発展していきました。
昔は、不忘山、刈田嶺とも呼ばれていま
したが、飛鳥時代、役の行者の叔父の願
行が、奈良県金峰山から蔵王権現を勧
請してから蔵王山と呼ばれるようになりま
した。

 蔵王にも雪形があらわれます。5月初
旬ころから南蔵王の「水引入道」という山
の東斜面に、「蒔き入道」とか「入道坊主」
「雪形入道」とかいう残雪模様があらわれ
ます。村人はそれを見て、苗代に種もみ
を蒔きました。雪形はその年によって杖
をついたり、傘を持ってあらわれたりする
といいます。

 杖を持つ雪形があらわれた年は日照
り、傘の時は雨が多い年になるということ
です。

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▼百名山の伝承神話17「東北・朝日岳」

▼百名山の伝承神話17「東北・朝日岳」

【説明概略文】
 山形県と新潟県の境界の一帯を占め
る朝日連峰。その中心は、主峰大朝日
岳から西朝日岳、竜門山、寒江山(か
んこうざん)、以東岳へとつづく主稜
と、枝分かれしたそれぞれの支尾根上
に多くの山々があり、その山域は南北
60キロ・東西30キロにおよびます。

 朝日岳にはこんな伝説があります。
昔々のお話しです。お天道さまにふた
りの姫がいました。父親は姫たちをそ
れぞれ朝日岳か月山にまつろうとしま
した。しかしどちらも月山に行きたい
といいます。 そこで父神はサクラの
木を1本ずつ与え「花が早く咲いた方
が月山に行くように」と言い渡しまし
た。

 ある夜、姉姫のサクラがすでに咲き
かけているのを知り、妹姫はあわてま
した。そしてこっそり自分の木と植え
替えてしまいました。 サクラが早く
咲いた妹は、勝ちということで「木花
開耶姫」という名をもらい月山にまつ
られました。朝日岳にまつられた姉姫
はくやしく思い、その後ことごとく盗
みをする人をきらい、この山へ近づけ
ぬということです。

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▼野歩き・山歩き「ドロボークサ」

▼野歩き・山歩き「ドロボークサ」

 草がボウボウと生えた野道を歩く
と、ズボンなどに草の実がいっぱいく
っつきます。カギのある実、とげのあ
る実、後でとるのがたいへんです。こ
れが「ドロボーグサ」です。

 「ドロボーグサ」には、イノコズチ、
ヌスビトハギ、オナモミ、センダング
サ、メナモミ、キンミズヒキなどがあ
ります。

 ★イノコズチ ヒユ科の多年草。イ
ノコズチとは、?槌のこと。太くふく
れた節をイノシシのひざがしらにたと
えたもの。

 この節でヤジロベを作ります。枝が
対生している茎を切り取り、逆さにし、
野ギクの花を飾り、指の上にのせて遊
ぶという単純なもの。

 若芽は揚げもの、ゴマあえ、からし
あえ、油いため、みそあえに。根も塩
を入れた熱湯でゆでて、一晩さらして
から油いためなどにして食べます。

 根の乾燥したものを漢方で牛膝(ご
しつ)といい、利尿やリュウマチ、打
ち身、むくみなどに用います。なんで
も利用できるものであります。

 ★ヌスビトハギ マメ科の多年草。
前後二片に切れた豆果の平らな両面に
生えるかぎ形の細毛でくっつきます。
豆果が、足をそばだて、その外側で歩
く盗人の足跡に似ているので名前がつ
きました。

 ★センダングサ 葉がセンダンに似
ているのでついた名前。逆むきのかぎ
でくっつきます。キク科の一年草。

 ★メナモミ キク科の多年草。ゴツ
ゴツした感じの雄ナモミに対しての雌
ナモミです。


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「東京・高尾山」


「東京・高尾山」

【概略説明】
 東京都心部から電車で1時間と近く、またケーブルカー
もあり、お年寄りや子供でも気軽に登れる高尾山(599m)。
山名はタカオ・タカオカとは尾根が高いところで左右に長
く伸びていることを示すという説もあります。年間の登山
者数は260万人を超えるといいます(十数年前)。これは富
士山やエベレストを遥かに越えて、世界一の登山者数を誇
るというからまさに庶民人気の山です。

 この山は奈良時代、聖武天皇の勅願により行基菩薩がみ
ずから薬師如来を刻み、諸人救済のため高尾山上に仏像を
安置、本尊にして開山したとされています。山頂の直下の
真言宗智山派別格本山薬王院有喜寺は、真言宗の関東三山
(成田山新勝寺、川崎平間寺)のひとつ。

 また高尾山は天狗の山。それは南北朝時代、北朝でいう
永和年間(1375~79)京都醍醐寺の僧・俊源大徳がこの山
にきて中興開山。修行中に長野県の飯縄山の飯縄権現(天
狗)を感得し、その像をまつって本尊としたのがここの天
狗のはじまりだそうです。・東京都八王子市。

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山の軽口ばなし「北アルプス・三俣蓮華岳」

北アルプス「三俣蓮華岳」

【概略説明】
 黒部川源流にある三俣蓮華岳。かつ
てはこの三国境の山を越中側では鷲ノ
羽ヶ岳と呼んでおり、文化年間(1804
~18年)以降になって鷲羽岳と呼んだ
という。いまのように三俣蓮華岳とい
いはじめたのは明治時代以降。なぜ「蓮
華」なのか。この「蓮華」は長野県側
の呼び方だといいます。

 このあたりは信州の猟師や村人たち
がよく入っていたといいます。そんな
時、飛騨の猟師が熊を追いかけきてこ
の山でしとめました。そして熊を解体
し、クマノイ(熊の肝、胆嚢)を取り
出しました。ところがそれは熊のレン
ゲ肝(肝臓)で、猟師は知らずに食べ
ていました。それを見た信州の猟師た
ちは大笑い。

 レンゲ喰(は)み、レンゲ喰みの岳、
レンゲ岳といってはやしたといいま
す。この話を聞いた名ガイドで知られ
る上条嘉門次が日本山岳会で話したた
め、この山岳会で協議して三国境にあ
るレンゲの山・三俣蓮華岳と命名した
ということです(『富山県山名録』)。
・長野県大町市と富山県富山市、岐阜
県高山市との境

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