山里はいかい・いなかの神さま「雨乞い神」
▼某月某日・山里はいかい「雨乞い神」
稲作に欠かせないのは何といいっても水です。いざ干ばつにでもな
れば、水争いも起こりかねません。
そこで最後は雨乞いの「神だのみ」となります。この雨乞いにも、
いろいろな方法があるのだそうです。
まず、神社の前にお籠もりし、夜も眠らずに鐘をならしたりして、
立ちっぱなしで祈願する型。
また、池や水源地から水をもらってきて、田畑や村の神社や池にま
く型。唄や踊りをする型。
その他、水神や雷神をわざと怒らせて雨を降らせようとする型。山
の上でまきやわらを積んで火をたく型などがあります。
神奈川県丹沢の大山は、雨降山ともいい、昔は雨乞いの山。山頂の
阿夫利神社は、大雷神、水を司る高?(たかおかみ)神をまつりま
す。
また、中央アルプス長野県の木曽駒ヶ岳(2956m)の北東の濃ヶ池
も雨乞いの池。江戸時代、ひでりに苦しんだ伊那市の農民が登山し、
雨乞いをした記録が2回もあります。
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▼終わり
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- 2016年09月25日
- 山の伝承