某月某月「立山・竜王岳の天狗と竜」
立山・竜王岳の天狗と竜
立山浄土山の一角にそそり立つ岩峰龍王岳。山頂の鋭い尖峰に降っ
た雨はこのピークで2分され、東に流れて黒部川、西に流れて常願
寺川に注いでいます。
ザラ峠から西側、常願寺川に下る途中の立山カルデラ底池沼のひと
つ刈(狩)込池があります。この池は竜王の住みかだそうです。
立山開山の祖である佐伯有頼は、常願寺川の氾濫を鎮めるために立
山権現に祈って、水害をもたらしている三里四方の悪竜や、大蛇を
すべてこの池に封じ込めたという伝説があります。
「南谷には大きな池よ、山を開いた有若(有頼)さまは、あまたの
大蛇が住みなす故に、権現さまに頼ませられて、大蛇刈込池じゃと
ござる」…。「飛騨越中安政地震 山抜泥水化物口説」の一節です。
これは1858(安政5)年の地震による大水害を記憶にとどめるた
め、を流布させた口説節というものだそうです。
・富山県立山町。
▼「イラスト」と説明文をどうぞ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/uusangac/uusangac09.html
★おわり
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- 2016年09月23日
- 山の伝承