★山の伝承「高山植物・シラネアオイ」
高山植物・シラネアオイ
7月の声を聞くころ、奥日光白根山へシラネアオイを見に通ったこ
とがありました。
日光白根山直下の弥陀ヶ池一帯に咲き乱れる青紫色の大きな4弁の
花。登山者はカメラをのぞくのに夢中です。
長い間、キンポウゲ科と見なされていたそうです。しかし、近畿大
学教授の田村道夫教授が、数々のキンポウゲ科との相違を研究。
オトギリソウ目の一科として、シラネアオイ科であると提唱。いま
ではこの科は日本の被子植物中、
ただひとつの固有の科とみるのが「定説」になっているそうです。
シラネアオイは、低山帯から高山帯まで、生える中型の多年草です。
4枚の淡紅紫色のものはがく片で、花はその中にあるたくさん集ま
った黄色い部分。花弁はないのだそうです。
北海道から本州の北アルプスの後立山連峰および槍ヶ岳までの中部
山岳地帯・日本海寄りに分布しています。
▼「イラスト」と説明文をどうぞ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/uusangac/uusangac09.html
………………………
・【山のはがき画読者募集】: http://toki.moo.jp/hagakiga/
・【仕事部屋】へもどうぞ: http://toki.moo.jp/tacoroom/
★おわり
………………………………………………………………………………
PR
- 2016年02月09日
- 山歩き