「山・花・峠の伝説民俗」山梨県・乾徳山の大権現
みなさんこんにちは。山のゆ-もぁ画(漫画・民画)のとよた 時で
す。下方から最新号データへリンクしています。
▼きょうの話題(015)
某月某日(日曜日 天気:晴れ)
「山梨県・乾徳山の大権現」
奥秩父の前衛・山梨県の乾徳山は山頂部が大岩峰になっています。
大きなクサリを利用してのスリルある登り降りに、登山者の歓声が
あがります。
登りきるとさえぎるものがなく、360度の展望が得られます。
山頂は岩が積み重なっていて、そこに乾徳山大権現の奥宮の石祠が
建っています。
南北朝時代、禅僧・夢窓(むそう)国師が乾徳山頂上直下の洞くつ
で修行し、一夏(いちげ)面壁し、座禅を組んだといわれています。
ふもとの三富村徳和集落に乾徳山大権現の里宮があります。
この山もかつては女人禁制で、明治中頃まで女性は奥宮に行くのは
許されなかったといいます。
2月のある日、クサリにつかまり山頂へ登ります。ことしは雪が少
ないという。
それでも山頂は凍てつく寒さ。その雪と岩の中に昭和26年に建て
直したらしい銘のあるホコラ。
すばらしい展望に、吹きすさぶ寒風をしばし忘れ見とれます。
乾徳山の名は、夢窓国師が開いた山麓の恵林寺の山号乾徳山からと
ったものといいます。
・山梨県山梨市三富(旧東山梨郡三富村)。
(よかったら下記本文・ゆ-もぁイラスト、データなどもどうぞ)
http://tokipro.syuriken.jp/blog-denmin/blog-denmin.html
レンタル容量オーバーのため、表示されないかも知れませんが、現
サーバーに容量アップを申請中です。
…………………
発行者のホームページ「山・花・峠の遊もぁ画」
http://tokipro.syuriken.jp/
PR
Trackback
- URL
Comment