地震よ止まれ 野の本山の本「奥秩父・笠取山水神社」
▼某月某日「奥秩父・笠取山水神社」
その昔、武州と甲州の国境見まわリの役人が山頂で出会い、かさを
取って挨拶します。
そのためこの山を「笠取山」と呼ぶようになったというのですが、
ホントかいな。この笠取山のすぐ下に水神社の祠が建っています。
ここに降った一粒の雨がミズヒ沢に流れ込み、多摩川河口までエン
エン1300キロの長旅をして、東京湾にそそぎ込みます。
ある年、暮れも12月30日。酔狂にも水神社を訪れてみました。祠の
まわりの崖が崩れて落石が音をたてています。
あたりが静寂なだけに不気味です。帰途、奥多摩方面への縦走路は
2ヶ所が崩壊していました。
途中で日没を迎え、暗くなり風雪も加わってきました。しかたなく
狼平のあたりでテントを張りました。
温かいおでんはありがたい。イッパイやりながら雨粒小僧の長旅を
思ったのでありました。
・山梨県甲州市と埼玉県秩父市との境。
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▼終わり
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- 2016年05月10日
- 山歩き