山のはがき絵「高山植物・タカネグンナイフウロ」
高山植物・タカネグンナイフウロ
タカネグンナイフウロは高山の草原などに生え、枝分かれした先に
紅い紫っぽい花を咲かせています。
茎は真っ直ぐに立ち、高さ50センチくらい。下の方の葉は長い柄
があり、裏面には毛がビッシリと生え、茎や葉柄にも生えています。
葉は大形で、手のひらのように5つから7つに裂けています。裂け
た1つ1つの指?(裂片)がまた浅く裂けていて、その小裂片には
ギザギザ(鋸歯)があります。
7月から8月ごろ、茎の上部で枝分かれし、その先に、散房花序(さ
んぼうかじょ)になって大きめな紫紅色の5弁花をつけます。
タカネグンナイフウロ(高嶺郡内風露)はグンナイフウロの高山型。
母種(淡紅色)に比べて花の色が濃い紅紫色で、背丈はやや低く、
葉裏のおもに葉脈の上に毛があります。
郡内とは山梨県の東部の郡内地方(都留市付近)のことだそうです。
・フウロソウ科フウロソウ属の多年草。
▼「イラスト」と説明文をどうぞ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/uusangac/uusangac04.html
★おわり
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- 2016年09月15日
- 山歩き