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▼山里の神さま仏さま「路傍の石仏・塞(さい)の神」

▼某月某日・山里の神さま仏さま「路傍の石仏・塞(さい)の神」



昔の人は、道の辻(つじ)、村境などには、しばしば悪霊が入り込
むと考えました。


そこで、それら悪霊を村の中に入らないよう追い払う神が必要にな
ります。


その神こそ集落の入口、峠などで境の神としてがんばっている「さ
いの神」です。


さいの神はサエノカミともいい、塞の神、幸の神、また妻、障、歳
の字をあてています。


さいの神のサイは塞の河原のサイでもあります。


塞の河原とは、親に先だって亡くなった子どもが行くといわれる冥
土(めいど)にある河原だとされています。


ここで子どもたちが功徳(くどく)があるようにと石を積み、塔を
つくろうとします。


しかし、意地の悪い鬼たちが来てすぐ壊してしまいます。それでも
お地蔵さんがあらわれて救ってくれる……。


鬼ごっこの中の「子とろ、子とろ」の遊びはまさに、ここからきて
います。鬼から子どもを守る親は、実はお地蔵さまのことなのだそ
うです。



▼↓【画像】と説明文をどうぞ
http://toki.moo.jp/merumaga/nonokami/nokami04.html




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▼【仕事部屋】へもどうぞ: http://toki.moo.jp/tacoroom/




▼終わり
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